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田原の福江高70周年式典

生徒を代表して誓いの言葉を述べる伊藤さん=渥美文化会館で
生徒を代表して誓いの言葉を述べる伊藤さん=渥美文化会館で
初披露された男子の制服=同
初披露された男子の制服=同

 県立福江高校(田原市)の創立70周年を記念した式典が15日、学校近くの田原市渥美文化会館で開かれた。男子生徒の新制服が初披露されたほか、卒業生の画家平井誠一さんから絵画の寄贈もあり、全校生徒と来賓ら450人が盛大に節目を祝った。
 大正時代に設立した「福江裁縫女学校」を前身とする同校は1948(昭和23)年に旧福江町、伊良湖岬村、泉村の3ケ町村組合立として開校。現在、福祉実践や観光ビジネス、進学など五つのコースを設けている。
 地域のための教育を地域と共に担っており、福江、伊良湖岬両中学校との連携型中高一貫教育やボランティア活動にも積極的に参加。来年度からは、同市の友好都市・米国プリンストン市にある高校との国際交流も予定する。
 式典は実行委員会(荒木茂委員長=21回生)が主催した。寺田安孝校長は「半島の先端にある本校だからこそ、地域のための教育の最先端を目指していく。良き伝統と校風を守り、特色と魅力あふれる持続可能な学校づくりに全力で取り組む」と決意を新たにした。来賓の山下政良市長は「伝統と歴史を礎として、さらなる飛躍を願っている」とエールを送った。
 生徒を代表し、3年の伊藤未芽梨(みめり)さん(17)は「福江高校の生徒としての自覚を持ち、私たちに与えられた71年目の扉を開くという大きな役割を、責任を持って果たせるよう努力し続けることを誓います」と述べた。
 この日は、平井さんが寄贈したリンゴの絵(130㌢×97㌢)の紹介や、歴代同窓会長、PTA会長、校長らへの感謝状贈呈があったほか、同校OBのバンド「ラストロット」によるオリジナル曲の演奏もあった。
 同校は、70周年を記念して男子の制服を学生服からブレザーに変更。2014(平成26)年度にセーラー服から変更した女子同様に二つボタンの濃紺のブレザーで、海を感じさせるブルーをアクセントにしたさわやかなデザインの制服が、式典後の記念事業で初めて披露された。
(飯塚雪)

 県立福江高校(田原市)の創立70周年を記念した式典が15日、学校近くの田原市渥美文化会館で開かれた。男子生徒の新制服が初披露されたほか、卒業生の画家平井誠一さんから絵画の寄贈もあり、全校生徒と来賓ら450人が盛大に節目を祝った。
 大正時代に設立した「福江裁縫女学校」を前身とする同校は1948(昭和23)年に旧福江町、伊良湖岬村、泉村の3ケ町村組合立として開校。現在、福祉実践や観光ビジネス、進学など五つのコースを設けている。
 地域のための教育を地域と共に担っており、福江、伊良湖岬両中学校との連携型中高一貫教育やボランティア活動にも積極的に参加。来年度からは、同市の友好都市・米国プリンストン市にある高校との国際交流も予定する。
 式典は実行委員会(荒木茂委員長=21回生)が主催した。寺田安孝校長は「半島の先端にある本校だからこそ、地域のための教育の最先端を目指していく。良き伝統と校風を守り、特色と魅力あふれる持続可能な学校づくりに全力で取り組む」と決意を新たにした。来賓の山下政良市長は「伝統と歴史を礎として、さらなる飛躍を願っている」とエールを送った。
 生徒を代表し、3年の伊藤未芽梨(みめり)さん(17)は「福江高校の生徒としての自覚を持ち、私たちに与えられた71年目の扉を開くという大きな役割を、責任を持って果たせるよう努力し続けることを誓います」と述べた。
 この日は、平井さんが寄贈したリンゴの絵(130㌢×97㌢)の紹介や、歴代同窓会長、PTA会長、校長らへの感謝状贈呈があったほか、同校OBのバンド「ラストロット」によるオリジナル曲の演奏もあった。
 同校は、70周年を記念して男子の制服を学生服からブレザーに変更。2014(平成26)年度にセーラー服から変更した女子同様に二つボタンの濃紺のブレザーで、海を感じさせるブルーをアクセントにしたさわやかなデザインの制服が、式典後の記念事業で初めて披露された。
(飯塚雪)

生徒を代表して誓いの言葉を述べる伊藤さん=渥美文化会館で
生徒を代表して誓いの言葉を述べる伊藤さん=渥美文化会館で
初披露された男子の制服=同
初披露された男子の制服=同

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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