豊橋・ここにこ「紙の動物園」
紙でできた実物大の動物が集合した「紙の動物園」が17日、豊橋市こども未来館ここにこで始まった。初日は、作者でペーパークラフト作家の和田恭侑さん(36)=千葉県=がワークショップを開き、子どもたちと高さ40㌢のリアリティにこだわったイワトビペンギンを組み立てた。
和田さんは紙の造形の美しさ、素材としてのおもしろさを追及して作品作りを行い、ノベルティなどのデザインも手掛けている。県内では初の個展。
比較的小さめの作品が多い中で、今回は「子どもたちのためにダイナミックなものを」と、初めて等身大の動物を制作し、紙の動物園では7種類12体が並ぶ。
ホッキョクグマは光沢紙を使い、陽光を浴び輝く毛並みを再現。それぞれの動物の質感に合わせて選んだ紙を材料に、4㍍以上のナイルワニや高さ2㍍を超えるアフリカゾウなどを表現し、館内は躍動感あふれる動物が飾られている。
ワークショップでは、3歳から小学生までの子どもたちが参加。和田さんが設計した13パーツからなる厚手の洋紙を組み合わせ、立体的なイワトビペンギンを約1時間かけて作り上げた。
姉弟で3匹のペンギンを作った豊川市の女の子(6)は「おばあちゃんに1匹あげたい。今度はもっと大きなペンギンを作りたい」と張り切っていた。
「身近にある紙で、こんなことができるんだと感じてほしい」と和田さん。作品は12月9日まで展示される。
(飯塚雪)
紙でできた実物大の動物が集合した「紙の動物園」が17日、豊橋市こども未来館ここにこで始まった。初日は、作者でペーパークラフト作家の和田恭侑さん(36)=千葉県=がワークショップを開き、子どもたちと高さ40㌢のリアリティにこだわったイワトビペンギンを組み立てた。
和田さんは紙の造形の美しさ、素材としてのおもしろさを追及して作品作りを行い、ノベルティなどのデザインも手掛けている。県内では初の個展。
比較的小さめの作品が多い中で、今回は「子どもたちのためにダイナミックなものを」と、初めて等身大の動物を制作し、紙の動物園では7種類12体が並ぶ。
ホッキョクグマは光沢紙を使い、陽光を浴び輝く毛並みを再現。それぞれの動物の質感に合わせて選んだ紙を材料に、4㍍以上のナイルワニや高さ2㍍を超えるアフリカゾウなどを表現し、館内は躍動感あふれる動物が飾られている。
ワークショップでは、3歳から小学生までの子どもたちが参加。和田さんが設計した13パーツからなる厚手の洋紙を組み合わせ、立体的なイワトビペンギンを約1時間かけて作り上げた。
姉弟で3匹のペンギンを作った豊川市の女の子(6)は「おばあちゃんに1匹あげたい。今度はもっと大きなペンギンを作りたい」と張り切っていた。
「身近にある紙で、こんなことができるんだと感じてほしい」と和田さん。作品は12月9日まで展示される。
(飯塚雪)