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蒲郡でユニバーサルマインド講座

市川さんと対談する辻さん㊧=蒲郡市勤労福祉会館で
市川さんと対談する辻さん㊧=蒲郡市勤労福祉会館で

車いす生活を送る辻さん講演
 蒲郡市勤労福祉会館で25日、市民グループによるユニバーサルマインド講座が開かれた。車いす生活を送り、NPO法人チャレンジドの辻直哉さん=美浜町=が講演し、誰もが住みよい環境づくりを進めるには「障害者へのハード対策はもちろんだが、心や意識へのバリアフリーが求められる」と説いた。
 講座は「夢追いかけてまちづくり同好会」が主催。市のまちづくり助成金を活用して9月から開講し、これまで聴覚障害者、視覚障害者の話を聴いた。今回は22歳の時に交通事故で頸髄損傷となって車いす生活を送る辻さんを招いた。
 辻さんは心のバリアフリーの必要性は「身近なところに障害者がいないため、相互理解がなされていない」と語った。
 また名古屋城木造天守復元事業で名古屋市がエレベーターの設置を考えていない問題については「現在は2基設けられている。みんなが使えられるようにすべき」と述べた。
 同会館2階の「がまごおり市民まちづくりセンター」スタッフとして活動する市川達朗さんとの対談もあり、辻さんは「まちづくりは誰を中心に考えるのかが大切。障害者も加わって考えれば観光面でも祭りでも広がりが見られる」と語った。
(安藤聡)

車いす生活を送る辻さん講演
 蒲郡市勤労福祉会館で25日、市民グループによるユニバーサルマインド講座が開かれた。車いす生活を送り、NPO法人チャレンジドの辻直哉さん=美浜町=が講演し、誰もが住みよい環境づくりを進めるには「障害者へのハード対策はもちろんだが、心や意識へのバリアフリーが求められる」と説いた。
 講座は「夢追いかけてまちづくり同好会」が主催。市のまちづくり助成金を活用して9月から開講し、これまで聴覚障害者、視覚障害者の話を聴いた。今回は22歳の時に交通事故で頸髄損傷となって車いす生活を送る辻さんを招いた。
 辻さんは心のバリアフリーの必要性は「身近なところに障害者がいないため、相互理解がなされていない」と語った。
 また名古屋城木造天守復元事業で名古屋市がエレベーターの設置を考えていない問題については「現在は2基設けられている。みんなが使えられるようにすべき」と述べた。
 同会館2階の「がまごおり市民まちづくりセンター」スタッフとして活動する市川達朗さんとの対談もあり、辻さんは「まちづくりは誰を中心に考えるのかが大切。障害者も加わって考えれば観光面でも祭りでも広がりが見られる」と語った。
(安藤聡)

市川さんと対談する辻さん㊧=蒲郡市勤労福祉会館で
市川さんと対談する辻さん㊧=蒲郡市勤労福祉会館で

カテゴリー:社会・経済

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