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神藤君が高校総体アイスホッケー出場

ユニホーム姿の神藤君
ユニホーム姿の神藤君

 今月20日に栃木県日光市で始まる「全国高校総体アイスホッケー選手権大会」で、豊橋市牟呂中学出身のゴールキーパーが出場する。滋賀県草津市にある光泉高校3年生で、背番号1を付けた神藤颯(はやて)君(18)だ。北信越・東海・近畿ブロック予選会(昨年11月・長野県軽井沢町)決勝では、宿敵・軽井沢高校を0点に抑える鉄壁の守りを披露。光泉高校8回目、自身3回目のインターハイとなる今大会は初めて先発出場し、悲願のベスト8入りを狙う。
 アイスホッケーを始めたのは小学校2年の時。父・良之さん(43)もアイスホッケー選手で、東栄町にあった県立本郷高校3年の時、愛知県チームのセンターフォワードとして北海道・帯広国体に出場している。その影響で颯君は、アクアリーナ豊橋で活動する少年チーム「豊橋ジュニア」に入団、中学時代は名古屋の「愛知スターズ」で技術を磨いた。ゴールキーパーになったのは小学3年の時からだという。「ピンチを救えるのは自分だけと、体を張ってゴールを守る。責任は重いけれど、最後の頼みにされるのが格好いいです」。
 5つ年上という兄・大地さん(豊橋市在住、会社員)も、光泉高校のアイスホッケー部で、フォワードとして活躍した。大地さんが高校3年の時(2012年)、群馬県・伊香保のインターハイでリンクに立つ兄を見て、颯君も「必ずインターハイに出る」と心に誓ったという。
 光泉高校アイスホッケー部は、創部10年という若いチーム。小柄な選手が多いものの、「声と感謝~勝って泣こうぜ」をスローガンに全力プレーし、チームワークで勝負する。今回のインターハイでは全国26校が出場し、光泉は初戦(20日)で関東代表の高崎工業と対戦。順当に行けば2回戦で、一昨年準優勝している関東の強豪・埼玉栄高校に挑戦することになる。ここを突破できればベスト8進出だ。
 昨年、一昨年と続けて2回戦で涙を飲んだ光泉高。守りの要(かなめ)となる颯君は「今までやってきたことを、悔いなく発揮したい。両親に恩返しができるようなプレーをします」と意欲満々。卒業後は龍谷大学でプレーすることが決まっており、将来は「プロで活躍し、コーチになって次世代へ伝えていきたい」と、大きな夢をふくらませている。
(藤田彰彦)

 今月20日に栃木県日光市で始まる「全国高校総体アイスホッケー選手権大会」で、豊橋市牟呂中学出身のゴールキーパーが出場する。滋賀県草津市にある光泉高校3年生で、背番号1を付けた神藤颯(はやて)君(18)だ。北信越・東海・近畿ブロック予選会(昨年11月・長野県軽井沢町)決勝では、宿敵・軽井沢高校を0点に抑える鉄壁の守りを披露。光泉高校8回目、自身3回目のインターハイとなる今大会は初めて先発出場し、悲願のベスト8入りを狙う。
 アイスホッケーを始めたのは小学校2年の時。父・良之さん(43)もアイスホッケー選手で、東栄町にあった県立本郷高校3年の時、愛知県チームのセンターフォワードとして北海道・帯広国体に出場している。その影響で颯君は、アクアリーナ豊橋で活動する少年チーム「豊橋ジュニア」に入団、中学時代は名古屋の「愛知スターズ」で技術を磨いた。ゴールキーパーになったのは小学3年の時からだという。「ピンチを救えるのは自分だけと、体を張ってゴールを守る。責任は重いけれど、最後の頼みにされるのが格好いいです」。
 5つ年上という兄・大地さん(豊橋市在住、会社員)も、光泉高校のアイスホッケー部で、フォワードとして活躍した。大地さんが高校3年の時(2012年)、群馬県・伊香保のインターハイでリンクに立つ兄を見て、颯君も「必ずインターハイに出る」と心に誓ったという。
 光泉高校アイスホッケー部は、創部10年という若いチーム。小柄な選手が多いものの、「声と感謝~勝って泣こうぜ」をスローガンに全力プレーし、チームワークで勝負する。今回のインターハイでは全国26校が出場し、光泉は初戦(20日)で関東代表の高崎工業と対戦。順当に行けば2回戦で、一昨年準優勝している関東の強豪・埼玉栄高校に挑戦することになる。ここを突破できればベスト8進出だ。
 昨年、一昨年と続けて2回戦で涙を飲んだ光泉高。守りの要(かなめ)となる颯君は「今までやってきたことを、悔いなく発揮したい。両親に恩返しができるようなプレーをします」と意欲満々。卒業後は龍谷大学でプレーすることが決まっており、将来は「プロで活躍し、コーチになって次世代へ伝えていきたい」と、大きな夢をふくらませている。
(藤田彰彦)

ユニホーム姿の神藤君
ユニホーム姿の神藤君

カテゴリー:社会・経済

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