大村知事を「おしゃれ農女」表敬

　農業王国・豊橋で元気に活動している「おしゃれ農女」のメンバーが１日、県公館に大村秀章知事を表敬訪問。豊橋市産の農産物のＰＲをした。
　「おしゃれ農女」は「豊橋の農業と、農業で働く女子をおしゃれに、楽しく伝えたい」と、農業などに携わる女性ら約１０人で２０１７年６月に設立した女性のグループ。
現在は、農業を中心に野菜ソムリエや農業にかかわりのある市場や飲食店などで働く２０代から４０代の女性約２５人が加入。マルシェに出店するなど豊橋の農産物のＰＲ活動を続けている。
　大村知事を表敬したのは、このうちミニトマトを栽培する提髪徳子さんやキャベツ栽培農家の伊藤美紀さんら１５人。
　地元選出の丹羽洋章県議（自民）の紹介で、大村知事と面会した一行は、一人ひとり自己紹介。農業にかける意気込みを披露。ブロッコリーや柿ドライチップ、ミニトマト、キャベツ、ラディッシュなど丹精込めた新鮮な農産物を知事にプレゼント。試食してもらった。
　大村知事は、一つひとつ噛（か）みしめるように味わいながら、「このトマトより先に食べたトマトの方がトマトらしい味だ」などと感想を述べ、「これからも日本一の生産を誇るあいちの農業を育てるために頑張ってください」と激励。一人ひとりと記念撮影をするなど、ご機嫌だった。
（後藤康之）