新城・阿寺の七滝入口の「子抱き五平餅」復活
新城市下吉田の阿寺の七滝入口で7日、名物だった「子抱き五平餅」が復活した。同所を含む山吉田地区の女性たちでつくる「お楽しみ市場グループ」(星野朱実代表)が活性化にと、かつて販売していた人から作り方を受け継いだ。初日から完売するほど人気を集めた。毎週日曜日に販売していく。
子抱き五平餅は、滝の入口駐車場にある売店で販売されていた。店主の林鹿太郎さんが亡くなったために店も休止となった。グループでは地元の味を観光客に伝えようと復活させることにした。1月から計画し、2月には林さんの妻みさ子さんからタレの作り方などを学んだ。
名前の「子抱き」は周辺部の礫岩で、子宝に恵まれるという「子抱き石」から命名。餅は楕(だ)円形で厚さがある。そこに山吉田地区で作られるミネアサヒなどの米を使用し、すりゴマ、しょうが、赤みそを配合した。1本350円。
この日、駐車場近くの売店前に販売用テントを設けた。行楽客もその香りに誘われて次々と購入した。150本が完売するほど好評を得た。
「多くの人たちが訪れる場所。地元の人たちと交流機会も増やしていきたい」と星野代表。
販売は毎週日曜日午前10時から午後2時まで。グループでは今後、売店の復活にも携わっていくという。
(安藤聡)
新城市下吉田の阿寺の七滝入口で7日、名物だった「子抱き五平餅」が復活した。同所を含む山吉田地区の女性たちでつくる「お楽しみ市場グループ」(星野朱実代表)が活性化にと、かつて販売していた人から作り方を受け継いだ。初日から完売するほど人気を集めた。毎週日曜日に販売していく。
子抱き五平餅は、滝の入口駐車場にある売店で販売されていた。店主の林鹿太郎さんが亡くなったために店も休止となった。グループでは地元の味を観光客に伝えようと復活させることにした。1月から計画し、2月には林さんの妻みさ子さんからタレの作り方などを学んだ。
名前の「子抱き」は周辺部の礫岩で、子宝に恵まれるという「子抱き石」から命名。餅は楕(だ)円形で厚さがある。そこに山吉田地区で作られるミネアサヒなどの米を使用し、すりゴマ、しょうが、赤みそを配合した。1本350円。
この日、駐車場近くの売店前に販売用テントを設けた。行楽客もその香りに誘われて次々と購入した。150本が完売するほど好評を得た。
「多くの人たちが訪れる場所。地元の人たちと交流機会も増やしていきたい」と星野代表。
販売は毎週日曜日午前10時から午後2時まで。グループでは今後、売店の復活にも携わっていくという。
(安藤聡)