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豊川市が牛久保防災まちづくり計画住民説明会

建築物や工作物の設置が制限されることになる寺町公園の出入口=豊川市牛久保町で
建築物や工作物の設置が制限されることになる寺町公園の出入口=豊川市牛久保町で

 豊川市による東三河都市計画「牛久保防災まちづくり地区計画」の変更に関する住民説明会が25日夜、牛久保公民館で行われた。災害時の避難経路確保などを図るため、市は牛久保地区の対象地区内で拡幅する道路14本などの方針を示した。
 2015(平成27)年度から「牛久保安心・安全なまちづくり協議会」を中心に、官民連携で地元の密集市街地での防災を目的とした公共整備方針を模索。昨年9月25日に決定された都市計画で、木造建築や狭い道の多い牛久保町の岸組、常盤、八幡口など、牛久保小学校の北東でJR飯田線から北側の14・5万平方㍍を対象地区に定めていた。
 地元から改善が必要とされた道路のうち、幅4㍍未満の1号から14号までの道路(総延長1350㍍)を将来的に幅4㍍に拡幅し、改善に合わせて交差点部に隅切りも設ける。東側の八幡社や郵便局付近を通る道は、これまでの中心線から東端までを境界に変更するため、計画エリアの面積は14・6平方㍍に広がる。
 また、計画地西側で指定避難場所となっている寺町公園の出入口も将来的に広げるため、接する民家の壁面が後退した後には建築物やフェンス、生け垣などの工作物が設置できなくなる。
 これら計画は建物を移転し、短期的に事業を行うのではく、路線として用地が確保された段階で用地買収や道路整備に入る。今後は7~8月に利害関係者や一般向けに縦覧した後、都市計画審議会での審議を経て、来年1月ごろの告示を予定している。
(由本裕貴)

 豊川市による東三河都市計画「牛久保防災まちづくり地区計画」の変更に関する住民説明会が25日夜、牛久保公民館で行われた。災害時の避難経路確保などを図るため、市は牛久保地区の対象地区内で拡幅する道路14本などの方針を示した。
 2015(平成27)年度から「牛久保安心・安全なまちづくり協議会」を中心に、官民連携で地元の密集市街地での防災を目的とした公共整備方針を模索。昨年9月25日に決定された都市計画で、木造建築や狭い道の多い牛久保町の岸組、常盤、八幡口など、牛久保小学校の北東でJR飯田線から北側の14・5万平方㍍を対象地区に定めていた。
 地元から改善が必要とされた道路のうち、幅4㍍未満の1号から14号までの道路(総延長1350㍍)を将来的に幅4㍍に拡幅し、改善に合わせて交差点部に隅切りも設ける。東側の八幡社や郵便局付近を通る道は、これまでの中心線から東端までを境界に変更するため、計画エリアの面積は14・6平方㍍に広がる。
 また、計画地西側で指定避難場所となっている寺町公園の出入口も将来的に広げるため、接する民家の壁面が後退した後には建築物やフェンス、生け垣などの工作物が設置できなくなる。
 これら計画は建物を移転し、短期的に事業を行うのではく、路線として用地が確保された段階で用地買収や道路整備に入る。今後は7~8月に利害関係者や一般向けに縦覧した後、都市計画審議会での審議を経て、来年1月ごろの告示を予定している。
(由本裕貴)

建築物や工作物の設置が制限されることになる寺町公園の出入口=豊川市牛久保町で
建築物や工作物の設置が制限されることになる寺町公園の出入口=豊川市牛久保町で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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