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豊橋美博友の会が総会など 事業計画の指針打ち出す

あいさつする宮田会長=豊橋市美術博物館で
あいさつする宮田会長=豊橋市美術博物館で
地域美術館の立ち位置について講演する木本館長=同
地域美術館の立ち位置について講演する木本館長=同

 豊橋市美術博物館友の会(宮田正人会長)の今年度総会が17日、豊橋市美術博物館講義室で開かれた。
 冒頭、宮田会長があいさつ。改元の節目に、豊橋ゆかりの画家・野田弘志氏が手掛け、2月から4月まで皇居で公開された天皇皇后両陛下(当時)の肖像画を友の会有志で鑑賞に出掛け、会場に野田氏も駆け付けてくれたことなどを振り返り、「館の収蔵品の価値を高めていくことは館の仕事でもあり、私たち友の会の仕事でもある。今回の野田氏のことで、(野田作品を多数収蔵する)館の作品価値がぐっと上がった。多くの人にいつでも見てもらえるようにしていただけたら」などと語ったほか、新美術館建設についての展望や現在の建物の改修などについて会員に説明した。
 議事では、昨年度の事業報告並びに収支決算報告や今年度の事業計画案・収支予算案を承認。事業計画では「開館40周年記念“魔法の美術館”」「開館40周年記念 コレクション名品展“ナインストーリーズ”」など美術展の観賞をはじめ、二川宿本陣資料館見学、研修旅行、各種講座・イベント開催、会報発行、ボランティア=の6つの柱を打ち出した。また2年に1度の役員改選年にあたり、新任理事1人の就任と、宮田会長や髙須博久・須見テル子両副会長ら役員の再任が承認された。
 総会後は、碧南市藤井達吉現代美術館の木本文平館長を講師に記念講演会を開催。講演会では「地域美術館の立ち位置について」を演題に、前半は同現代美術館の開館以来の活動について、後半では現在開催中の「没後60年 北大路魯山人」展について、木本館長が説明を行い、会員や一般参加者ら計約60人が話に耳を傾けた。同会では今月23日に「春の研修旅行」として同現代美術館を訪れる予定という。
(田中博子)

 豊橋市美術博物館友の会(宮田正人会長)の今年度総会が17日、豊橋市美術博物館講義室で開かれた。
 冒頭、宮田会長があいさつ。改元の節目に、豊橋ゆかりの画家・野田弘志氏が手掛け、2月から4月まで皇居で公開された天皇皇后両陛下(当時)の肖像画を友の会有志で鑑賞に出掛け、会場に野田氏も駆け付けてくれたことなどを振り返り、「館の収蔵品の価値を高めていくことは館の仕事でもあり、私たち友の会の仕事でもある。今回の野田氏のことで、(野田作品を多数収蔵する)館の作品価値がぐっと上がった。多くの人にいつでも見てもらえるようにしていただけたら」などと語ったほか、新美術館建設についての展望や現在の建物の改修などについて会員に説明した。
 議事では、昨年度の事業報告並びに収支決算報告や今年度の事業計画案・収支予算案を承認。事業計画では「開館40周年記念“魔法の美術館”」「開館40周年記念 コレクション名品展“ナインストーリーズ”」など美術展の観賞をはじめ、二川宿本陣資料館見学、研修旅行、各種講座・イベント開催、会報発行、ボランティア=の6つの柱を打ち出した。また2年に1度の役員改選年にあたり、新任理事1人の就任と、宮田会長や髙須博久・須見テル子両副会長ら役員の再任が承認された。
 総会後は、碧南市藤井達吉現代美術館の木本文平館長を講師に記念講演会を開催。講演会では「地域美術館の立ち位置について」を演題に、前半は同現代美術館の開館以来の活動について、後半では現在開催中の「没後60年 北大路魯山人」展について、木本館長が説明を行い、会員や一般参加者ら計約60人が話に耳を傾けた。同会では今月23日に「春の研修旅行」として同現代美術館を訪れる予定という。
(田中博子)

あいさつする宮田会長=豊橋市美術博物館で
あいさつする宮田会長=豊橋市美術博物館で
地域美術館の立ち位置について講演する木本館長=同
地域美術館の立ち位置について講演する木本館長=同

カテゴリー:社会・経済

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