蒲郡で「吉田塾」例会 ラグーナテンボスの巽社長が講演
若手経営者らの政治・経済・経営の勉強会「吉田塾」(塾長=山本明彦・元金融担当副大臣)は21日、蒲郡市のラグーナテンボスで例会を開いた。園内を視察した後、巽泰弘ラグーナテンボス社長からラグーナ再生の経営戦略を聞いた。巽氏は「完璧を求めるのでなくスピード重視の経営を進めている」と、同社経営の要諦をスピーチした。
ラグーナテンボスが、テーマパーク・ハウステンボスを運営するHISに引き継がれて5年が経過した。
巽氏は沢田秀雄HIS会長に抜擢されてラグーナテンボスの社長に就任し、ラグーナ再建の先頭に立ってきた。現在49歳。
巽氏は「テーマパーク事業のポイントとしてキャッチコピーを大切にしている。例えば今夏のキャッチコピーは『ラグ夏』だ。CM映えのしないアトラクションは取り入れていない。排除している。またリピーターに着目するビジネスを展開している」と基本方針を説明。価格戦略については「入園料を上げることを考えるより、アトラクションを工夫することを考えている。花や歌劇などを朝から夜まで楽しんでもらえるように考えている」と明かした。
今後の課題についてはアクセスの改善などを上げた。また「(他施設との)差別化を進めるためには海外を含め情報を集めることが大切だ」と指摘した。
園内の「変なホテル」については、「変化し進化し続けるホテルという意味で、顧客の満足度を上げる努力をしている」と説明。「『変なホテル』は名古屋にも新設する計画がある」ことも明らかにした。
若手経営者らの政治・経済・経営の勉強会「吉田塾」(塾長=山本明彦・元金融担当副大臣)は21日、蒲郡市のラグーナテンボスで例会を開いた。園内を視察した後、巽泰弘ラグーナテンボス社長からラグーナ再生の経営戦略を聞いた。巽氏は「完璧を求めるのでなくスピード重視の経営を進めている」と、同社経営の要諦をスピーチした。
ラグーナテンボスが、テーマパーク・ハウステンボスを運営するHISに引き継がれて5年が経過した。
巽氏は沢田秀雄HIS会長に抜擢されてラグーナテンボスの社長に就任し、ラグーナ再建の先頭に立ってきた。現在49歳。
巽氏は「テーマパーク事業のポイントとしてキャッチコピーを大切にしている。例えば今夏のキャッチコピーは『ラグ夏』だ。CM映えのしないアトラクションは取り入れていない。排除している。またリピーターに着目するビジネスを展開している」と基本方針を説明。価格戦略については「入園料を上げることを考えるより、アトラクションを工夫することを考えている。花や歌劇などを朝から夜まで楽しんでもらえるように考えている」と明かした。
今後の課題についてはアクセスの改善などを上げた。また「(他施設との)差別化を進めるためには海外を含め情報を集めることが大切だ」と指摘した。
園内の「変なホテル」については、「変化し進化し続けるホテルという意味で、顧客の満足度を上げる努力をしている」と説明。「『変なホテル』は名古屋にも新設する計画がある」ことも明らかにした。