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元青学大陸上部主将の安藤さん 母校の豊橋豊岡中で講演

後輩たちに青トレを教える安藤さん=豊岡中学校で
後輩たちに青トレを教える安藤さん=豊岡中学校で

 大学駅伝の強豪・青山学院大陸上競技部で主将を務めた豊橋市出身の安藤悠哉さん(24)が17日、母校の市立豊岡中学校で後輩たちと触れ合った。正月の風物詩、箱根駅伝で2度アンカーの大役を務め、大学駅伝3冠を成し遂げるなど、輝かしい功績を上げるまでの道のりを振り返り「想(おも)いが強ければ必ず叶(かな)う」をテーマに話した。
 安藤さんは市立岩田小から豊岡中、当時の駅伝強豪校・県立豊川工業高校を経て青学へ進学。卒業後は、スポーツ用品メーカーの営業として働いている。
 陸上で実績がなかった小・中学校時代を振り返った安藤さんは「周囲に笑われても、箱根駅伝出場の夢をとことん追い求めた。向上心があった」と説明。人との出会いや準備の大切さ、恋愛や、はめを外して思い出をつくる必要性を説いた。
 長く時間を取った質疑応答では、生徒たちから、走り方やトレーニング方法、人生観などに質問が相次いだ。大学4年で主将に就任した安藤さんは「青学は常に目標を意識していた。チーム内に意識の差ができる中で、主将として、腐りかけている下の子たちを引っ張り上げることが、全体の底上げにつながると思ってやってきた」と話し、「人間の能力に大きな差はない。あるとすれば熱意の差だ」という原晋監督の言葉も紹介した。
 最後は、青学駅伝チームのトレーニング方法「青トレ」を生徒全員で体験。生徒を代表し、3年の伊東翼さんは「これからもたくさんの人との出会いを大切にして、将来は夢中になれる仕事に就きたいです」とお礼の言葉を述べた。
 この日は、「豊橋・学校いのちの日」にちなんだ教育講演会として実施。全校生徒約480人が聞いた。
(飯塚雪)

 大学駅伝の強豪・青山学院大陸上競技部で主将を務めた豊橋市出身の安藤悠哉さん(24)が17日、母校の市立豊岡中学校で後輩たちと触れ合った。正月の風物詩、箱根駅伝で2度アンカーの大役を務め、大学駅伝3冠を成し遂げるなど、輝かしい功績を上げるまでの道のりを振り返り「想(おも)いが強ければ必ず叶(かな)う」をテーマに話した。
 安藤さんは市立岩田小から豊岡中、当時の駅伝強豪校・県立豊川工業高校を経て青学へ進学。卒業後は、スポーツ用品メーカーの営業として働いている。
 陸上で実績がなかった小・中学校時代を振り返った安藤さんは「周囲に笑われても、箱根駅伝出場の夢をとことん追い求めた。向上心があった」と説明。人との出会いや準備の大切さ、恋愛や、はめを外して思い出をつくる必要性を説いた。
 長く時間を取った質疑応答では、生徒たちから、走り方やトレーニング方法、人生観などに質問が相次いだ。大学4年で主将に就任した安藤さんは「青学は常に目標を意識していた。チーム内に意識の差ができる中で、主将として、腐りかけている下の子たちを引っ張り上げることが、全体の底上げにつながると思ってやってきた」と話し、「人間の能力に大きな差はない。あるとすれば熱意の差だ」という原晋監督の言葉も紹介した。
 最後は、青学駅伝チームのトレーニング方法「青トレ」を生徒全員で体験。生徒を代表し、3年の伊東翼さんは「これからもたくさんの人との出会いを大切にして、将来は夢中になれる仕事に就きたいです」とお礼の言葉を述べた。
 この日は、「豊橋・学校いのちの日」にちなんだ教育講演会として実施。全校生徒約480人が聞いた。
(飯塚雪)

後輩たちに青トレを教える安藤さん=豊岡中学校で
後輩たちに青トレを教える安藤さん=豊岡中学校で

カテゴリー:社会・経済

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