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豊橋美博の久住さん書く吉田藩の歴史本を先行販売

「シリーズ藩物語・三河吉田藩」を手にする久住さん=東愛知新聞社で
「シリーズ藩物語・三河吉田藩」を手にする久住さん=東愛知新聞社で

 豊橋市美術博物館学芸員の久住祐一郎さんが手掛けた著書「シリーズ藩物語・三河吉田藩」が、7月6日に現代書館から発売される。一般発売を前に、29、30の両日、豊橋市内で開かれる「第38回全国城下町シンポジウム豊橋大会」の会場の1つ、穂の国とよはし芸術劇場PLATで先行販売される。
 シリーズ藩物語は、各藩の歴史をまとめた人気シリーズで、愛知県内の藩を扱うのは刈谷に次ぐ2カ所目。昨年1月に話が持ちかけられ、8月から今年3月まで調査・執筆にあたった。
 戦国時代から明治までの吉田藩の通史を記したもので、老中松平信明に関するエピソードや戊辰戦争時の吉田藩の動きといった内容から、産業、文化、教育、祭礼などについても記述。「『御役家の儀は諸家の鏡にも相成る』として当主は代々真面目だったことが分かる。読み物としても楽しんでもらえるのでは。特に松平信明について多くの人にどんな人か知ってもらいたい」と久住さん。
 「地域に住んでいる人に郷土愛を感じてもらうための本。豊橋の歴史を知り、地元に愛着を持ってもらえたら」と久住さんは話す。同書はA5判変型、206㌻で1600円(税別)。先行販売は地元の豊川堂書店が実施し、29日は午前10時~午後5時、30日は午前10時~正午を予定している。
(田中博子)

 豊橋市美術博物館学芸員の久住祐一郎さんが手掛けた著書「シリーズ藩物語・三河吉田藩」が、7月6日に現代書館から発売される。一般発売を前に、29、30の両日、豊橋市内で開かれる「第38回全国城下町シンポジウム豊橋大会」の会場の1つ、穂の国とよはし芸術劇場PLATで先行販売される。
 シリーズ藩物語は、各藩の歴史をまとめた人気シリーズで、愛知県内の藩を扱うのは刈谷に次ぐ2カ所目。昨年1月に話が持ちかけられ、8月から今年3月まで調査・執筆にあたった。
 戦国時代から明治までの吉田藩の通史を記したもので、老中松平信明に関するエピソードや戊辰戦争時の吉田藩の動きといった内容から、産業、文化、教育、祭礼などについても記述。「『御役家の儀は諸家の鏡にも相成る』として当主は代々真面目だったことが分かる。読み物としても楽しんでもらえるのでは。特に松平信明について多くの人にどんな人か知ってもらいたい」と久住さん。
 「地域に住んでいる人に郷土愛を感じてもらうための本。豊橋の歴史を知り、地元に愛着を持ってもらえたら」と久住さんは話す。同書はA5判変型、206㌻で1600円(税別)。先行販売は地元の豊川堂書店が実施し、29日は午前10時~午後5時、30日は午前10時~正午を予定している。
(田中博子)

「シリーズ藩物語・三河吉田藩」を手にする久住さん=東愛知新聞社で
「シリーズ藩物語・三河吉田藩」を手にする久住さん=東愛知新聞社で

カテゴリー:社会・経済

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