「フラワーバレンタインデー」を前に田原市が蔵王山展望台などにフォトスポット

　全国屈指の花の産地として知られる田原市は、男子から女子へ花を贈る文化として海外では一般的な14日の「フラワーバレンタインデー」を前に、渥美線三河田原駅構内と田原文化会館、蔵王山展望台最上階に鮮やかな花などで装飾を施したフォトスポットを設置した。14日までの期間限定。
　フラワーバレンタインを知ってもらうと同時に、花のＰＲや魅力発信、花を贈る文化の定着などを狙う。
　蔵王山展望台最上階の一角にはバラやスイートピー、カーネーションの花で彩り、手作りのリボン、レースなどで装飾したフォトスポットが登場。中央部分にはハート型のオブジェもある。
　地元の花屋店主で、製作者の林俊介さん（39）は「この空間に一緒にいるだけで気持ちが伝わるような場所になれば」と話した。
（千葉敬也）