田原で「ドリームカーフェス」

　国内外のクラシックカー、名車が集結する「第４回ドリームカーフェスティバル」（実行委員会主催）が22日、田原市神戸町の渥美病院駐車場を会場に行われた。今も現役で走る１２３台が並び、オーナーや車好きの人、家族連れらが交流した。
　田原、豊橋両市などのクラシックカーのオーナーらが実行委員会を組織。田原市は今年40周年のトヨタ自動車田原工場があり、「クルマの街田原市ができること」として開催している。
　乗用車の「１１７クーペ」「スカイラインＧＴ－Ｒ」「カローラ」に、スズキやダイハツの小型車など、東三河や岡崎、浜松、名古屋、岐阜などから集まった車がずらり。見物客は、運転席やボディーを入念に見たり、写真を撮ったりして、スタイリッシュなデザインに「格好いい」とため息を漏らしていた。
　田原市の藤城正行さん（77）が乗ってきたいすゞの名車「ヒルマン　ミンクス」も注目を集めた。訪れた人からは「なかなか見られない」「当時、他社とは比べものにならいほどのデザイン」との声が上がり、藤城さんも「格好いいからね」と愛車に目を細めていた。
　実行委員会の代表を務める山本稔さんは「心配された天気もよく、オーナー、ファンらたくさんの人が集まってくれました」と喜んだ。
（中村晋也）