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豊橋で障害者主体の防災体験

協力し合って長布の上の防災グッズなどを運ぶ参加者=さくらピアで
協力し合って長布の上の防災グッズなどを運ぶ参加者=さくらピアで
車イス移動を体験しながら交替で防災グッズを釣るゲームに挑戦=同
車イス移動を体験しながら交替で防災グッズを釣るゲームに挑戦=同

 「体験しよう 備えよう 障害者の防災を考える集い2019」と銘打ち、障害当事者や家族、ボランティア、地域住民らが共に防災に関する知識を深める「さくらピア2019避難所体験 防災運動会」が28日、同市障害者福祉会館「さくらピア」で開かれた。今回は、参加者がゲームを通して楽しく防災について学んだ。
 同館指定管理者である「豊橋障害者(児)団体連合協議会」(豊障連、山下徹会長)主催、豊橋市共催で、東愛知新聞社など後援の恒例事業。福祉避難所である同館で障害者や家族、行政・福祉関係者、近隣住民らが避難生活などを検証するもので、障害当事者が主体となった継続的な防災啓発事業の取り組みは全国でも高評価を受けている。2年前から宿泊体験を一日体験に切り替え、取り組みの発信・周知にも力を入れている。
 これまで、講演や避難訓練、災害ボランティア受け入れ・申し込みの演習、避難所開設レイアウト実習など年ごとに内容を変えて実施。今回は“楽しみながら知識を深め、多くの人と交流してもらおう”と、「防災運動会」なるユニークな催しを企画した。
 当日の申し込み者は約140人。大きく居住地ごとに4グループに分かれ、グループごとに人数確認、段ボールベッドを組み立てながら非常食を待つ「非常食配達ゲーム」をはじめ、「助けて」などグループで決めた言葉を叫んで声量を競う「大声コンテスト」、交替で車イスに乗り会場中央の“釣り池”でヘルメットや懐中電灯、手袋など必要な防災グッズを釣り上げる「防災釣りゲーム」、全員で長さ10㍍の布を持ち、布を揺らしてボールやリュック、各種防災グッズを端から端へ送る「わっしょいリレー」を体験。参加者は笑顔で周囲と会話を弾ませながら、防災知識や心構えを身につけていた。運動会後は防災に関する活動紹介も行われた。
(田中博子)

 「体験しよう 備えよう 障害者の防災を考える集い2019」と銘打ち、障害当事者や家族、ボランティア、地域住民らが共に防災に関する知識を深める「さくらピア2019避難所体験 防災運動会」が28日、同市障害者福祉会館「さくらピア」で開かれた。今回は、参加者がゲームを通して楽しく防災について学んだ。
 同館指定管理者である「豊橋障害者(児)団体連合協議会」(豊障連、山下徹会長)主催、豊橋市共催で、東愛知新聞社など後援の恒例事業。福祉避難所である同館で障害者や家族、行政・福祉関係者、近隣住民らが避難生活などを検証するもので、障害当事者が主体となった継続的な防災啓発事業の取り組みは全国でも高評価を受けている。2年前から宿泊体験を一日体験に切り替え、取り組みの発信・周知にも力を入れている。
 これまで、講演や避難訓練、災害ボランティア受け入れ・申し込みの演習、避難所開設レイアウト実習など年ごとに内容を変えて実施。今回は“楽しみながら知識を深め、多くの人と交流してもらおう”と、「防災運動会」なるユニークな催しを企画した。
 当日の申し込み者は約140人。大きく居住地ごとに4グループに分かれ、グループごとに人数確認、段ボールベッドを組み立てながら非常食を待つ「非常食配達ゲーム」をはじめ、「助けて」などグループで決めた言葉を叫んで声量を競う「大声コンテスト」、交替で車イスに乗り会場中央の“釣り池”でヘルメットや懐中電灯、手袋など必要な防災グッズを釣り上げる「防災釣りゲーム」、全員で長さ10㍍の布を持ち、布を揺らしてボールやリュック、各種防災グッズを端から端へ送る「わっしょいリレー」を体験。参加者は笑顔で周囲と会話を弾ませながら、防災知識や心構えを身につけていた。運動会後は防災に関する活動紹介も行われた。
(田中博子)

協力し合って長布の上の防災グッズなどを運ぶ参加者=さくらピアで
協力し合って長布の上の防災グッズなどを運ぶ参加者=さくらピアで
車イス移動を体験しながら交替で防災グッズを釣るゲームに挑戦=同
車イス移動を体験しながら交替で防災グッズを釣るゲームに挑戦=同

カテゴリー:社会・経済

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