海上保安庁と東三河各消防本部が潜水訓練
海上保安庁と東三河各市の消防本部は3日、三河港の豊橋・神野ふ頭岸壁前の海域で合同潜水訓練を行った。隊員ら22人が参加した。船舶が海中転覆した時の人命救助など水深の深い海難事故での救助活動を想定した。合同訓練は年約1回ペースで行っている。
この日は、海上保安庁の潜水士と各消防本部の潜水隊員が2人1組になって、10㌔の重りを付けた状態での潜水訓練やロープを使って船に乗り込む練習を繰り返し行うサーキット訓練を実施した。
その後、沈没船内を想定して網とタイヤをくぐり抜ける障害物訓練も行い、装備が障害物に引っ掛からないように潜水する技術を学んだ。
中田英二・三河海上保安署長は「水深の深い海難事故では、海上保安庁と消防本部が連携することで救助が可能になる。海は過酷な現場。消防本部の潜水隊員は、海上保安庁の潜水士から潜水技術を学んでほしい」と述べた。
4日にも三河港姫島沖で合同訓練を行う。
(木村裕貴)
海上保安庁と東三河各市の消防本部は3日、三河港の豊橋・神野ふ頭岸壁前の海域で合同潜水訓練を行った。隊員ら22人が参加した。船舶が海中転覆した時の人命救助など水深の深い海難事故での救助活動を想定した。合同訓練は年約1回ペースで行っている。
この日は、海上保安庁の潜水士と各消防本部の潜水隊員が2人1組になって、10㌔の重りを付けた状態での潜水訓練やロープを使って船に乗り込む練習を繰り返し行うサーキット訓練を実施した。
その後、沈没船内を想定して網とタイヤをくぐり抜ける障害物訓練も行い、装備が障害物に引っ掛からないように潜水する技術を学んだ。
中田英二・三河海上保安署長は「水深の深い海難事故では、海上保安庁と消防本部が連携することで救助が可能になる。海は過酷な現場。消防本部の潜水隊員は、海上保安庁の潜水士から潜水技術を学んでほしい」と述べた。
4日にも三河港姫島沖で合同訓練を行う。
(木村裕貴)