文字の大きさ

全国小学生かべ新聞コンテスト 豊橋の川畑さん最優秀賞

「わたしたちのくらしと水 かべ新聞コンテスト」で最優秀賞に輝いた川畑さん㊨=豊橋市役所で
「わたしたちのくらしと水 かべ新聞コンテスト」で最優秀賞に輝いた川畑さん㊨=豊橋市役所で
最優秀賞に輝いた川畑さんのかべ新聞
最優秀賞に輝いた川畑さんのかべ新聞

 豊橋市立岩田小学校4年の川畑綾音さん(10)が「全国小学生わたしたちのくらしと水 かべ新聞コンテスト」(セディア財団主催)で最優秀賞に輝いた。「防災」をテーマに、もしものときに役立つ水情報や節水方法などを、簡潔な文章と図で分かりやすく紙面にまとめた。「まさか最優秀賞が取れるなんて、びっくりした。第2弾は日本と世界の水の使い方の違いを調べたい」と目を輝かせた。
 コンテストは、水の大切さを学ぶことで次世代を担う子どもたちに地球環境への理解を深めてもらうことを目的に行う。5回目の今回は、全国の小学生から4613作品が寄せられた。
 川畑さんは、昨年5月に豊川用水の水がめである宇連(うれ)ダムの貯水率がゼロになったことから筆をとった。かべ新聞では、大地震の際に水を手に入れる方法や限られた水で調理する防災レシピ、風呂の残り湯の再利用など日常生活で役立つ節水方法も紹介している。
 「水不足が解消されても、節水する必要があるの?」。素朴な疑問を抱いた川畑さんは、家族が1日に使う水の量が1人当たり225㍑もある一方で、30カ国以上の人が1日20㍑以下で暮らしている現状を知り、「地球上の限られた水を日本人がこんなにも使っていることを知り、恥ずかしくなった」と、貴重な資源を大切に使うことへの思いを強くした。
 15日には、市役所を訪れ山西正泰教育長に報告した川畑さんは、家でも手を洗う時に水を出しっぱなしにせず、家族にも注意を促す「節水パトロール」を行っていることなどを説明。川畑さんは「日本人が節水することで、雨が降らない外国の地域の人が水を使えるようになったらいいなと思いました」と話した。
(飯塚雪)

 豊橋市立岩田小学校4年の川畑綾音さん(10)が「全国小学生わたしたちのくらしと水 かべ新聞コンテスト」(セディア財団主催)で最優秀賞に輝いた。「防災」をテーマに、もしものときに役立つ水情報や節水方法などを、簡潔な文章と図で分かりやすく紙面にまとめた。「まさか最優秀賞が取れるなんて、びっくりした。第2弾は日本と世界の水の使い方の違いを調べたい」と目を輝かせた。
 コンテストは、水の大切さを学ぶことで次世代を担う子どもたちに地球環境への理解を深めてもらうことを目的に行う。5回目の今回は、全国の小学生から4613作品が寄せられた。
 川畑さんは、昨年5月に豊川用水の水がめである宇連(うれ)ダムの貯水率がゼロになったことから筆をとった。かべ新聞では、大地震の際に水を手に入れる方法や限られた水で調理する防災レシピ、風呂の残り湯の再利用など日常生活で役立つ節水方法も紹介している。
 「水不足が解消されても、節水する必要があるの?」。素朴な疑問を抱いた川畑さんは、家族が1日に使う水の量が1人当たり225㍑もある一方で、30カ国以上の人が1日20㍑以下で暮らしている現状を知り、「地球上の限られた水を日本人がこんなにも使っていることを知り、恥ずかしくなった」と、貴重な資源を大切に使うことへの思いを強くした。
 15日には、市役所を訪れ山西正泰教育長に報告した川畑さんは、家でも手を洗う時に水を出しっぱなしにせず、家族にも注意を促す「節水パトロール」を行っていることなどを説明。川畑さんは「日本人が節水することで、雨が降らない外国の地域の人が水を使えるようになったらいいなと思いました」と話した。
(飯塚雪)

「わたしたちのくらしと水 かべ新聞コンテスト」で最優秀賞に輝いた川畑さん㊨=豊橋市役所で
「わたしたちのくらしと水 かべ新聞コンテスト」で最優秀賞に輝いた川畑さん㊨=豊橋市役所で
最優秀賞に輝いた川畑さんのかべ新聞
最優秀賞に輝いた川畑さんのかべ新聞

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR