14日から蒲郡ボートレースで「GI」開幕

　東海地区の強豪が熱戦を繰り広げる「ＧⅠ第65回東海地区選手権競走」が14日から19日まで、ボートレース蒲郡で開かれる。開幕を前に３日、地元愛知の河村了選手（36）が東愛知新聞社でＧⅠ出場への抱負を語った。
　東海地区４場（蒲郡、浜名湖、常滑、津）を代表する選手が激突するＧⅠナイター戦。女子３人を含む、東海３県の有力Ａ１レーサー52人が東海ダービー制覇を目指して出場予定で、期間中、多彩なイベントも実施する。売上目標は50億円。
　河村選手は２００４年11月に常滑でデビュー、２０１０年10月に蒲郡の新鋭リーグで初優勝、昨年７月には初のＳＧ戦出場も果たしている。「昨年末から復調し、今年ＧⅠに２節乗ったが、調子は悪くなく手応えを感じている」と近況を語り、「良いエンジンを引いていかにリズムをつかめるかがカギ。地の利は皆同じだが、地元愛知メンバーで頑張っていきたい。目標は優勝戦に乗ること」と力を込める。期間中の17日には河村選手の企画イベントもあり、「寒いけれど、自分たちの真剣な戦いを見に来て欲しい。イベントを楽しみ、レースを水面際で楽しんでもらいたい。たくさんの人をお待ちしています」と来場を呼び掛けた。
　蒲郡ボートでは、本紙読者10人にレース記念の「オリジナルクオカード」を進呈する。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒４４１―８６６６東愛知新聞社「ＧＩ東海地区選手権競走」係へ。締切は19日（消印有効）。
（田中博子）