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開運招福 各地で豆まき

笑顔で豆をまく河村選手=砥鹿神社で
笑顔で豆をまく河村選手=砥鹿神社で
参拝者らに福豆をまく渡辺さん(豊川市提供)
参拝者らに福豆をまく渡辺さん(豊川市提供)

 節分の3日、東三河各地で祈とうや豆まきがにぎやかに行われた。年男、年女らによる豆まきには、子ども、家族連れらが福を求めて集まった。

豊川 砥鹿神社
 Bリーグ三遠ネオフェニックスに特別指定選手として加入した18歳のPG河村勇輝選手(福岡第一高校3年)が、豊川市一宮町の砥鹿神社で開かれた「節分祭」に登場。裃(かみしも)姿の年男年女と一緒に境内に設置されたやぐらの上から、豆を撒(ま)き、低迷が続くチームの厄も払った。
 例年、約2万人が詰めかける節分祭では、豆まきが4回行われ、正午の回には河村とSF西川貴之、SG北原秀明の3選手と鹿毛誠一郎GMが参加。集まった地域住民やファンらへ、ホームゲーム特別観戦券入りの福豆を投げた。
 河村選手は、幼稚園ぶりという豆まきに「すごく懐かしかった」と笑顔。ファンから「河村君、頑張って」と熱い声援が送られた。
 祈とうでは、11連敗中のチームのため「チームメイト全員の活躍を祈念した」と河村選手。「初めて地域の人と交流ができてうれしかった。ブースター(ファン)にまずは1勝を届けられるよう頑張りたい」と飛躍を誓った。
(飯塚雪)

豊川 みちびき不動尊
 病封じの寺として知られる豊川市大橋町4の養学院(みちびき不動尊)には、祈とうを受ける人たちが次々と訪れた。豆まきはなく、朝から夕方まで祈とうが行われ、途切れることなく参拝に来た人たちは開運厄よけや鎮宅除災を願った。

豊橋 龍拈寺
 豊橋市新吉町の龍拈寺では午前、午後の2回、節分祭として祈とうと豆まきが行われた。
 この日は2回で73人が祈とうを受けた。家内安全、厄よけなどを祈願した人たちは、裃(かみしも)姿で境内に設けられたやぐらなどに登場し、太鼓の合図とともに「福は内」の掛け声で福豆、菓子、餅などをまいた。午後には、大勢の園児や住民らが集まり、拾った。
 近所に住む女性(82)は「毎年来ています。福を授かろうと訪れましたが、あまり拾えませんでした」と苦笑いしていた。
(中村晋也)

田原 潮音寺
 田原市福江町の潮音寺でも節分会が行われ、午前10時から正午過ぎまでに計3回の豆まきを実施した。
 厄よけ、開運増福を願い祈とうを済ませた年男、年女、地域の名士らが裃(かみしも)姿で境内に特設されたやぐらに登場。福豆や餅、菓子、落花生などを豪快にまいた。
 豆まき役を務めたのは、毎年、掛川市から来る会社の一行など約200人。宮本利寛住職が「『福は内』だけを言って、皆さんの福を授けてください」と呼び掛けた。
 やぐらの下には、大勢の住民らが集まり、競って拾った。豆まきでは福引き券もあり、当たった人は日用品、菓子などを手にしていた。
(中村晋也)

豊川稲荷東京別院
 東京都港区赤坂の豊川稲荷東京別院でも3日、節分祭が開かれ、豊川市出身の俳優で市の広報大使を務める渡辺いっけいさん(57)が来場した。
 豊川から駆け付けた竹本幸夫市長、市観光協会の日比嘉男会長、平松賢介副会長らと一緒に境内で地元をPRし、豆まきにも参加。参拝者らへのあいさつでは、自身が豊川稲荷のある豊川市出身であることを紹介して「ぜひ豊川にいらっしゃってください」と呼び掛けた。自身が主演し、4月から都内で公開される映画「いつくしみふかき」もアピールした。
 豊川いなり寿司のキャラクターいなりんも駆け付ける中、協会スタッフらは2、3日と2日間かけてブースを設置してPR。抽選で観光協会認定の「とよかわブランド」が当たるイベントなどが好評だった。竹本市長もいなり寿司の種類を紹介して来訪を呼び掛けた。
(由本裕貴)

 節分の3日、東三河各地で祈とうや豆まきがにぎやかに行われた。年男、年女らによる豆まきには、子ども、家族連れらが福を求めて集まった。

豊川 砥鹿神社
 Bリーグ三遠ネオフェニックスに特別指定選手として加入した18歳のPG河村勇輝選手(福岡第一高校3年)が、豊川市一宮町の砥鹿神社で開かれた「節分祭」に登場。裃(かみしも)姿の年男年女と一緒に境内に設置されたやぐらの上から、豆を撒(ま)き、低迷が続くチームの厄も払った。
 例年、約2万人が詰めかける節分祭では、豆まきが4回行われ、正午の回には河村とSF西川貴之、SG北原秀明の3選手と鹿毛誠一郎GMが参加。集まった地域住民やファンらへ、ホームゲーム特別観戦券入りの福豆を投げた。
 河村選手は、幼稚園ぶりという豆まきに「すごく懐かしかった」と笑顔。ファンから「河村君、頑張って」と熱い声援が送られた。
 祈とうでは、11連敗中のチームのため「チームメイト全員の活躍を祈念した」と河村選手。「初めて地域の人と交流ができてうれしかった。ブースター(ファン)にまずは1勝を届けられるよう頑張りたい」と飛躍を誓った。
(飯塚雪)

豊川 みちびき不動尊
 病封じの寺として知られる豊川市大橋町4の養学院(みちびき不動尊)には、祈とうを受ける人たちが次々と訪れた。豆まきはなく、朝から夕方まで祈とうが行われ、途切れることなく参拝に来た人たちは開運厄よけや鎮宅除災を願った。

豊橋 龍拈寺
 豊橋市新吉町の龍拈寺では午前、午後の2回、節分祭として祈とうと豆まきが行われた。
 この日は2回で73人が祈とうを受けた。家内安全、厄よけなどを祈願した人たちは、裃(かみしも)姿で境内に設けられたやぐらなどに登場し、太鼓の合図とともに「福は内」の掛け声で福豆、菓子、餅などをまいた。午後には、大勢の園児や住民らが集まり、拾った。
 近所に住む女性(82)は「毎年来ています。福を授かろうと訪れましたが、あまり拾えませんでした」と苦笑いしていた。
(中村晋也)

田原 潮音寺
 田原市福江町の潮音寺でも節分会が行われ、午前10時から正午過ぎまでに計3回の豆まきを実施した。
 厄よけ、開運増福を願い祈とうを済ませた年男、年女、地域の名士らが裃(かみしも)姿で境内に特設されたやぐらに登場。福豆や餅、菓子、落花生などを豪快にまいた。
 豆まき役を務めたのは、毎年、掛川市から来る会社の一行など約200人。宮本利寛住職が「『福は内』だけを言って、皆さんの福を授けてください」と呼び掛けた。
 やぐらの下には、大勢の住民らが集まり、競って拾った。豆まきでは福引き券もあり、当たった人は日用品、菓子などを手にしていた。
(中村晋也)

豊川稲荷東京別院
 東京都港区赤坂の豊川稲荷東京別院でも3日、節分祭が開かれ、豊川市出身の俳優で市の広報大使を務める渡辺いっけいさん(57)が来場した。
 豊川から駆け付けた竹本幸夫市長、市観光協会の日比嘉男会長、平松賢介副会長らと一緒に境内で地元をPRし、豆まきにも参加。参拝者らへのあいさつでは、自身が豊川稲荷のある豊川市出身であることを紹介して「ぜひ豊川にいらっしゃってください」と呼び掛けた。自身が主演し、4月から都内で公開される映画「いつくしみふかき」もアピールした。
 豊川いなり寿司のキャラクターいなりんも駆け付ける中、協会スタッフらは2、3日と2日間かけてブースを設置してPR。抽選で観光協会認定の「とよかわブランド」が当たるイベントなどが好評だった。竹本市長もいなり寿司の種類を紹介して来訪を呼び掛けた。
(由本裕貴)

笑顔で豆をまく河村選手=砥鹿神社で
笑顔で豆をまく河村選手=砥鹿神社で
参拝者らに福豆をまく渡辺さん(豊川市提供)
参拝者らに福豆をまく渡辺さん(豊川市提供)

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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