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桜の再生が進む向山緑地に児童植樹

ソメイヨシノに土をかぶせる児童たち=向山緑地で
ソメイヨシノに土をかぶせる児童たち=向山緑地で

 計画的な伐採、植樹による桜の再生が本年度から始まった豊橋市向山緑地(桜広場)で20日、地元の市立向山小学校の6年生54人が卒業記念としてソメイヨシノ2本を植えた。
 向山緑地は市内の桜の名所の一つ。約1000本があるが、老木化が進んでいる上、過密な状態のため、5カ年かけて桜の成長に適した環境の整備が行われている。
 桜の再生に地元の子どもたちが関わることで、向山緑地を愛し、大切にする気持ちを育んでもらおうと植樹式が企画された。
 この日は、再生に関わる日本花の会さくらアドバイザー・松井章泰さん(新城市)も参加する中、高さ3㍍のソメイヨシノ2本に土をかぶせたあと、水や肥料をまき、木の名板も取り付けた。
 桜広場の入り口付近には「おもてなし花壇」が新しく設けられ、花見客らを迎える黄色のパンジーも植えつけた。
 作業後、河本梁太さんと大津日歌里さんは、植樹の機会を与えられたことに感謝し「大きく成長していくのを楽しみにしています。向山緑地を愛し、大切にしたいと思います」と話した。
 市は、再生と合わせ、桜を健全に育てる手助けをする市民ボランティア「桜守」の養成も進めている。
(中村晋也)

 計画的な伐採、植樹による桜の再生が本年度から始まった豊橋市向山緑地(桜広場)で20日、地元の市立向山小学校の6年生54人が卒業記念としてソメイヨシノ2本を植えた。
 向山緑地は市内の桜の名所の一つ。約1000本があるが、老木化が進んでいる上、過密な状態のため、5カ年かけて桜の成長に適した環境の整備が行われている。
 桜の再生に地元の子どもたちが関わることで、向山緑地を愛し、大切にする気持ちを育んでもらおうと植樹式が企画された。
 この日は、再生に関わる日本花の会さくらアドバイザー・松井章泰さん(新城市)も参加する中、高さ3㍍のソメイヨシノ2本に土をかぶせたあと、水や肥料をまき、木の名板も取り付けた。
 桜広場の入り口付近には「おもてなし花壇」が新しく設けられ、花見客らを迎える黄色のパンジーも植えつけた。
 作業後、河本梁太さんと大津日歌里さんは、植樹の機会を与えられたことに感謝し「大きく成長していくのを楽しみにしています。向山緑地を愛し、大切にしたいと思います」と話した。
 市は、再生と合わせ、桜を健全に育てる手助けをする市民ボランティア「桜守」の養成も進めている。
(中村晋也)

ソメイヨシノに土をかぶせる児童たち=向山緑地で
ソメイヨシノに土をかぶせる児童たち=向山緑地で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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