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蒲郡で海自護衛艦からの給水訓練

護衛艦「いずも」(後方)から車載タンクに給水する隊員と職員ら=三河港蒲郡地区蒲郡ふ頭11号岸壁で
護衛艦「いずも」(後方)から車載タンクに給水する隊員と職員ら=三河港蒲郡地区蒲郡ふ頭11号岸壁で

 蒲郡市浜町の三河港蒲郡地区(蒲郡港)蒲郡ふ頭11号岸壁で22日、同市と海上自衛隊による給水支援訓練が行われた。災害時を想定し、同市の要請に自衛隊が応え、護衛艦「いずも」(1万9500㌧)から真水6㌧を給水する作業を確認した。
 訓練は南海トラフ地震が発生し、自衛隊に「蒲郡市で真水が不足している」と情報が入り、護衛艦「いずも」が入港して同船から給水する-との想定で行われた。防衛省が21日から23日まで実施の今年度日米共同統合防災訓練の一環。同市からは鈴木寿明市長、井澤勝明副市長、水道課、蒲郡市消防本署、防災課職員ら15人、海上自衛隊からは「いずも」乗組員の隊員らが参加した。
 午後2時すぎ、岸壁には給水車2台と消防署の大型水槽車1台が到着。船体からホースを延ばして職員と隊員で約10分かけて車に搭載のタンクに給水した。
 鈴木市長は「実践的な活動が緊張感をもって行うことができた。災害はいつ発生するかわからない。今後も防災関係機関と連携して備えていきたい」と講評した。
 同岸壁は耐震となっているほか、アクセスする国道などは災害復旧のために最優先となる第1次緊急輸送道路に指定されている。
(安藤聡)

 蒲郡市浜町の三河港蒲郡地区(蒲郡港)蒲郡ふ頭11号岸壁で22日、同市と海上自衛隊による給水支援訓練が行われた。災害時を想定し、同市の要請に自衛隊が応え、護衛艦「いずも」(1万9500㌧)から真水6㌧を給水する作業を確認した。
 訓練は南海トラフ地震が発生し、自衛隊に「蒲郡市で真水が不足している」と情報が入り、護衛艦「いずも」が入港して同船から給水する-との想定で行われた。防衛省が21日から23日まで実施の今年度日米共同統合防災訓練の一環。同市からは鈴木寿明市長、井澤勝明副市長、水道課、蒲郡市消防本署、防災課職員ら15人、海上自衛隊からは「いずも」乗組員の隊員らが参加した。
 午後2時すぎ、岸壁には給水車2台と消防署の大型水槽車1台が到着。船体からホースを延ばして職員と隊員で約10分かけて車に搭載のタンクに給水した。
 鈴木市長は「実践的な活動が緊張感をもって行うことができた。災害はいつ発生するかわからない。今後も防災関係機関と連携して備えていきたい」と講評した。
 同岸壁は耐震となっているほか、アクセスする国道などは災害復旧のために最優先となる第1次緊急輸送道路に指定されている。
(安藤聡)

護衛艦「いずも」(後方)から車載タンクに給水する隊員と職員ら=三河港蒲郡地区蒲郡ふ頭11号岸壁で
護衛艦「いずも」(後方)から車載タンクに給水する隊員と職員ら=三河港蒲郡地区蒲郡ふ頭11号岸壁で

カテゴリー:社会・経済

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