文字の大きさ

滝富夫さんに蒲郡市特別観光大使委嘱

竹島を背景に委嘱状を手にする滝富夫氏㊨と鈴木市長=蒲郡市竹島町の蒲郡クラシックホテルで
竹島を背景に委嘱状を手にする滝富夫氏㊨と鈴木市長=蒲郡市竹島町の蒲郡クラシックホテルで

 蒲郡市は1日、竹島周辺での観光振興に尽力した実業家滝信四郎氏(1868-1938)の孫で繊維商社タキヒヨーの名誉顧問を務める滝富夫氏(84)=アメリカ在住=に特別観光大使を委嘱した。滝氏は「幼少期から蒲郡に遊びに来ていた。最大の観光地としていつまでもあり続けてほしい」と語った。
 信四郎氏は現・蒲郡クラシックホテルの前身である蒲郡ホテル、料理旅館「常磐館」の開業、竹島までかかっている竹島橋、三谷町の子安弘法大師像をそれぞれ寄進した。私財を投じて「観光蒲郡」の基礎を築いた。孫の富夫氏は同社の第7代社長、学校法人滝学園の理事長を歴任し、現在は講演活動などを行っている。
 特別観光大使は滝氏が昨年9月に市内で講演会を行った際に市が要請。快諾を受けて実現した。
 この日、常磐館跡地に建てられた海辺の文学記念館敷地で委嘱式を行い、鈴木寿明市長が「世界的に著名な滝さんが講演会などで蒲郡の名前を広めていただいていると知り、大変うれしく思います。観光地としての礎(いしずえ)を築いてくれた信四郎さんの気持ちを受け継いで伝えてくれており、今後も蒲郡のことを思い続けてほしい」と委嘱状を手渡した。
 滝氏は幼少期からホテルなどを訪れていたことを披露。「夏も冬も蒲郡に来ていたため、自分が育ったようなところ。蒲郡のことを一生忘れません」と語った。
 元市長、衆院議員の鈴木克昌氏は「私の妻もタキヒヨー出身。観光を通じて蒲郡と滝家は切ってもきれない縁を感じます」と話した。
(安藤聡)

 蒲郡市は1日、竹島周辺での観光振興に尽力した実業家滝信四郎氏(1868-1938)の孫で繊維商社タキヒヨーの名誉顧問を務める滝富夫氏(84)=アメリカ在住=に特別観光大使を委嘱した。滝氏は「幼少期から蒲郡に遊びに来ていた。最大の観光地としていつまでもあり続けてほしい」と語った。
 信四郎氏は現・蒲郡クラシックホテルの前身である蒲郡ホテル、料理旅館「常磐館」の開業、竹島までかかっている竹島橋、三谷町の子安弘法大師像をそれぞれ寄進した。私財を投じて「観光蒲郡」の基礎を築いた。孫の富夫氏は同社の第7代社長、学校法人滝学園の理事長を歴任し、現在は講演活動などを行っている。
 特別観光大使は滝氏が昨年9月に市内で講演会を行った際に市が要請。快諾を受けて実現した。
 この日、常磐館跡地に建てられた海辺の文学記念館敷地で委嘱式を行い、鈴木寿明市長が「世界的に著名な滝さんが講演会などで蒲郡の名前を広めていただいていると知り、大変うれしく思います。観光地としての礎(いしずえ)を築いてくれた信四郎さんの気持ちを受け継いで伝えてくれており、今後も蒲郡のことを思い続けてほしい」と委嘱状を手渡した。
 滝氏は幼少期からホテルなどを訪れていたことを披露。「夏も冬も蒲郡に来ていたため、自分が育ったようなところ。蒲郡のことを一生忘れません」と語った。
 元市長、衆院議員の鈴木克昌氏は「私の妻もタキヒヨー出身。観光を通じて蒲郡と滝家は切ってもきれない縁を感じます」と話した。
(安藤聡)

竹島を背景に委嘱状を手にする滝富夫氏㊨と鈴木市長=蒲郡市竹島町の蒲郡クラシックホテルで
竹島を背景に委嘱状を手にする滝富夫氏㊨と鈴木市長=蒲郡市竹島町の蒲郡クラシックホテルで

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR