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蒲郡の家族4人が新型コロナ感染

会見する鈴木市長=蒲郡市役所で
会見する鈴木市長=蒲郡市役所で

 蒲郡市は5日、市内に住む4人が新型コロナウイルスによる感染が確認されたと発表した。4人は3世代で同居する家族で、県が3、4の両日に発表した70歳代女性と80歳代男性の夫婦とその息子(50歳代男性)、孫(30歳代男性)。夫は呼吸困難を伴う症状があり、妻は発熱やせきがあったが安定、孫は発熱があったが軽症。息子はほとんど症状がなかったものの医療機関に搬送された。鈴木寿明市長は「市民からの不安を取り除くために情報を公開し、コロナウイルスを拡散しないようにしていきたい」と語った。
 同市が豊川保健所から聞いた情報によると、妻は2月16日に蒲郡市内で名古屋市在樹の70歳代女性と会った。女性は名古屋市内のスポーツクラブで感染者と接触していたという。同24日夜から発熱が続いたため、今月2日に市内の病院に入院。感染の有無を調べるPCR検査で陽性と判定された。
 夫は28日に発熱し、今月2日に呼吸困難が強かったために市内の病院に入院し、3日のPCR検査で陽性と分かった。息子と孫は、夫婦と濃厚接触とあり、4日に県内の帰国者・接触者外来を受診、PCR検査をして陽性だった。
 市によると妻が2月19日に市民体育センター、同20、26の両日に三谷公民館をそれぞれ立ち寄っており、利用した部屋を消毒。センターは体育館やトレーニング室などを利用中止、三谷公民館を休館としている。
 また、孫は市外の会社に勤めており、祖父母に症状が出た後から2日間出勤していたという。
 一方、息子は4日夕に陽性の連絡が入ったものの、市内の飲食店を訪れていたという。通常、陽性反応が出た場合には自宅待機で様子を見守ることになっているが、鈴木市長は「遺憾に思います」と感想を述べた。
 市では今後、保健所と連携して4人の立ち寄り先での接触状況を把握して対処していくという。
(安藤聡)

 蒲郡市は5日、市内に住む4人が新型コロナウイルスによる感染が確認されたと発表した。4人は3世代で同居する家族で、県が3、4の両日に発表した70歳代女性と80歳代男性の夫婦とその息子(50歳代男性)、孫(30歳代男性)。夫は呼吸困難を伴う症状があり、妻は発熱やせきがあったが安定、孫は発熱があったが軽症。息子はほとんど症状がなかったものの医療機関に搬送された。鈴木寿明市長は「市民からの不安を取り除くために情報を公開し、コロナウイルスを拡散しないようにしていきたい」と語った。
 同市が豊川保健所から聞いた情報によると、妻は2月16日に蒲郡市内で名古屋市在樹の70歳代女性と会った。女性は名古屋市内のスポーツクラブで感染者と接触していたという。同24日夜から発熱が続いたため、今月2日に市内の病院に入院。感染の有無を調べるPCR検査で陽性と判定された。
 夫は28日に発熱し、今月2日に呼吸困難が強かったために市内の病院に入院し、3日のPCR検査で陽性と分かった。息子と孫は、夫婦と濃厚接触とあり、4日に県内の帰国者・接触者外来を受診、PCR検査をして陽性だった。
 市によると妻が2月19日に市民体育センター、同20、26の両日に三谷公民館をそれぞれ立ち寄っており、利用した部屋を消毒。センターは体育館やトレーニング室などを利用中止、三谷公民館を休館としている。
 また、孫は市外の会社に勤めており、祖父母に症状が出た後から2日間出勤していたという。
 一方、息子は4日夕に陽性の連絡が入ったものの、市内の飲食店を訪れていたという。通常、陽性反応が出た場合には自宅待機で様子を見守ることになっているが、鈴木市長は「遺憾に思います」と感想を述べた。
 市では今後、保健所と連携して4人の立ち寄り先での接触状況を把握して対処していくという。
(安藤聡)

会見する鈴木市長=蒲郡市役所で
会見する鈴木市長=蒲郡市役所で

カテゴリー:社会・経済

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