大震災から9年
未曾有の犠牲者を出した東日本大震災の発生から9年を迎えた11日、東三河でも追悼行事や被災地支援活動などが行われた。
豊橋市が半旗掲揚とサイレン
豊橋市は午前8時半から午後5時15分まで、市役所本庁舎などの公共施設で半旗を掲揚し、弔意を表明。発生時刻の午後2時46分には、同報系防災行政無線を使い、1分間サイレンを鳴らした。
被災地名産品を注文販売
東日本大震災と熊本地震の被災地を応援しようと、同市の職員有志がこの日、市役所で被災地の名産品の注文販売を行った。
食べて被災地を応援する「東北幸福市」と題し、被災地へ派遣された経験のある市職員を中心とした有志が続ける活動。
今回、販売したのは、現在派遣されている職員お勧めの宮城県石巻市の缶詰「金華さば味噌煮」や南三陸町の「三陸魚介のオリーブオイル漬け」、福島県いわき市の地酒「又兵衛」など。熊本県西原村からは特産の「から芋」を使ったスイートポテトや、馬肉のレトルトカレーなど、そのまちならではの味が楽しめる。
幸福市実行委員会メンバーの長坂規弘さん(防災危機管理課長補佐)は「9年がたち、震災を知らない子どもたちも増える中、発生が懸念される南海トラフ地震に備え、震災の教訓を伝えていかないといけない。家族で防災について、話すきっかけにしてほしい」と話す。
この日の売り上げは38万円。仕入値と送料などの経費を除いた全額を、被災地の自治体へ寄付する。
桜丘高追悼集会は来月11日
一方、豊橋市の私立桜丘高校は毎年、東日本大震災発生日の11日夕方に豊橋駅前で続けている追悼集会を1カ月後の4月11日夕方に延期した。時間や内容は決定次第、同校ホームページで知らせる。
(取材班)
未曾有の犠牲者を出した東日本大震災の発生から9年を迎えた11日、東三河でも追悼行事や被災地支援活動などが行われた。
豊橋市が半旗掲揚とサイレン
豊橋市は午前8時半から午後5時15分まで、市役所本庁舎などの公共施設で半旗を掲揚し、弔意を表明。発生時刻の午後2時46分には、同報系防災行政無線を使い、1分間サイレンを鳴らした。
被災地名産品を注文販売
東日本大震災と熊本地震の被災地を応援しようと、同市の職員有志がこの日、市役所で被災地の名産品の注文販売を行った。
食べて被災地を応援する「東北幸福市」と題し、被災地へ派遣された経験のある市職員を中心とした有志が続ける活動。
今回、販売したのは、現在派遣されている職員お勧めの宮城県石巻市の缶詰「金華さば味噌煮」や南三陸町の「三陸魚介のオリーブオイル漬け」、福島県いわき市の地酒「又兵衛」など。熊本県西原村からは特産の「から芋」を使ったスイートポテトや、馬肉のレトルトカレーなど、そのまちならではの味が楽しめる。
幸福市実行委員会メンバーの長坂規弘さん(防災危機管理課長補佐)は「9年がたち、震災を知らない子どもたちも増える中、発生が懸念される南海トラフ地震に備え、震災の教訓を伝えていかないといけない。家族で防災について、話すきっかけにしてほしい」と話す。
この日の売り上げは38万円。仕入値と送料などの経費を除いた全額を、被災地の自治体へ寄付する。
桜丘高追悼集会は来月11日
一方、豊橋市の私立桜丘高校は毎年、東日本大震災発生日の11日夕方に豊橋駅前で続けている追悼集会を1カ月後の4月11日夕方に延期した。時間や内容は決定次第、同校ホームページで知らせる。
(取材班)