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豊橋総合動植物公園 2019年度の入園者96万人

リニューアルされたゾウの放飼場。水浴びなどが見られる=豊橋総合動植物公園で(昨年4月21日撮影)
リニューアルされたゾウの放飼場。水浴びなどが見られる=豊橋総合動植物公園で(昨年4月21日撮影)

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の2019年度年間入園者数が96万2022人となり、開園時に続く過去2番目の多さだった。市が1日、速報値で発表した。前年度より約10万人増加し、最多だった1992年度の99万人に迫った。
 獣舎などのリニューアル効果が大きく、アジアゾウの放飼場の拡大、キリンを間近で見られるキリンデッキなど他にはない展示方法が知れ渡ったとみられる。
 ゾウの放飼場は敷地が国内最大の広さ。従来施設に出入り口を設け、大沢池側へ坂を下ったところにプールを整備し、ゾウが水浴びしたり、走り回ったりする姿が見られる。
 また、人気のレッサーパンダの来園、夜間開園「ナイトズー」などが客足を延ばした。SNSを活用した積極的な情報発信や、企業、団体の施設利用も効果を上げたという。
 佐原光一市長は「海外の動物園の取り組みを学び、生かしている。動物へ誠実に接する姿勢が、海外の動物園とのお付き合いにつながっている」と分析した。
 92年に動物園と遊園地、自然史博物館を備えて開園した豊橋総合動植物公園。植物園オープン時の96年度が94万人、市制施行100周年記念で園内の自然史博物館に冷凍マンモスの頭部を展示した2006年度は92万人だった。入園者数は15年度から5年連続で増加している。開園時からの平均入園者数は約75万人。
(中村晋也)

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の2019年度年間入園者数が96万2022人となり、開園時に続く過去2番目の多さだった。市が1日、速報値で発表した。前年度より約10万人増加し、最多だった1992年度の99万人に迫った。
 獣舎などのリニューアル効果が大きく、アジアゾウの放飼場の拡大、キリンを間近で見られるキリンデッキなど他にはない展示方法が知れ渡ったとみられる。
 ゾウの放飼場は敷地が国内最大の広さ。従来施設に出入り口を設け、大沢池側へ坂を下ったところにプールを整備し、ゾウが水浴びしたり、走り回ったりする姿が見られる。
 また、人気のレッサーパンダの来園、夜間開園「ナイトズー」などが客足を延ばした。SNSを活用した積極的な情報発信や、企業、団体の施設利用も効果を上げたという。
 佐原光一市長は「海外の動物園の取り組みを学び、生かしている。動物へ誠実に接する姿勢が、海外の動物園とのお付き合いにつながっている」と分析した。
 92年に動物園と遊園地、自然史博物館を備えて開園した豊橋総合動植物公園。植物園オープン時の96年度が94万人、市制施行100周年記念で園内の自然史博物館に冷凍マンモスの頭部を展示した2006年度は92万人だった。入園者数は15年度から5年連続で増加している。開園時からの平均入園者数は約75万人。
(中村晋也)

リニューアルされたゾウの放飼場。水浴びなどが見られる=豊橋総合動植物公園で(昨年4月21日撮影)
リニューアルされたゾウの放飼場。水浴びなどが見られる=豊橋総合動植物公園で(昨年4月21日撮影)

カテゴリー:社会・経済

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