東三河県庁が移住者の声をチラシに

　東三河県庁は、ポータルサイト「穂っとネット東三河」に設けている「東三河移住・定住支援ページ」へ新たに移住者８人の声を追加したほか、８人の体験談を紹介したチラシを２種類作った。今後の移住、定住イベントなどで配布していく。
　チラシは、豊橋、豊川、蒲郡、田原の「南部４市編」と、新城市、設楽、東栄両町、豊根村の「奥三河編」の２種類。初めて作成した。
　Ａ４判の大きさで、両面フルカラー。表面は、きっかけ、住んでいる地域の魅力など、各市町村に移り住んだ人たちの声の概要を掲載した。裏面には、南部４市編と奥三河編共通で、移住・定住支援ページでこれまでに紹介されている移住者のコメントを抜粋して載せた。
　各１万部作り、東京圏で実施する移住、定住イベントや、新卒、転職者ＵＩＪターン支援事業、県と「就職支援協定」を結んでいる県外の大学、東三河８市町村が実施する事業などで配布し、東三河への移住、定住につなげる。
　移住・定住支援ページは２０１７（平成29）年、「穂っとネット東三河」に開設。「移住者の声」として19人を載せて新たに８人を追加した。声のほか、８市町村の移住、定住に関する情報をまとめた「東三河移住お役立ち情報」も掲載しており、移住相談窓口、住宅、仕事、子育てなどに関して載せている。
（中村晋也）