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コロナ終息祈念 「アマビエ」マスクを製作

妖怪「アマビエ」の描かれたマスクを作った鈴木宮司=大社神社で
妖怪「アマビエ」の描かれたマスクを作った鈴木宮司=大社神社で

 豊川市国府町の大社(おおやしろ)神社の鈴木忍宮司が、新型コロナウイルス感染症の終息を祈念し、疫病を追い払うとされる妖怪「アマビエ」を描いたマスクを製作した。
 アマビエは江戸時代、肥後の国(現在の熊本県)の海から現れた半魚人の妖怪で、「疫病が流行ったら私の姿を描いて人々に広めよ」と言ったと伝えられる。感染拡大が続く中、厚生労働省はアマビエの絵と「STOP!感染拡大」などと書かれた啓発アイコンを公開している。
 鈴木宮司は、さらしを3枚重ねてゴムを付け、外側に厚労省のアイコンをプリント。参拝者に授与したり、手筒煙火の奉納などでつながりのある出雲大社などに寄付している。
 7月25、26日の大社神社祭礼の国府夏祭りは、花火や歌舞伎行列が中止となり、神事と神輿(みこし)展示のみを執り行う。境内に「新型コロナ早期終息 疫病退散」と書かれたのぼり旗も掲げる鈴木宮司は「少しでも皆さんが拡散してくれたら」とアマビエの力に期待する。
(由本裕貴)

 豊川市国府町の大社(おおやしろ)神社の鈴木忍宮司が、新型コロナウイルス感染症の終息を祈念し、疫病を追い払うとされる妖怪「アマビエ」を描いたマスクを製作した。
 アマビエは江戸時代、肥後の国(現在の熊本県)の海から現れた半魚人の妖怪で、「疫病が流行ったら私の姿を描いて人々に広めよ」と言ったと伝えられる。感染拡大が続く中、厚生労働省はアマビエの絵と「STOP!感染拡大」などと書かれた啓発アイコンを公開している。
 鈴木宮司は、さらしを3枚重ねてゴムを付け、外側に厚労省のアイコンをプリント。参拝者に授与したり、手筒煙火の奉納などでつながりのある出雲大社などに寄付している。
 7月25、26日の大社神社祭礼の国府夏祭りは、花火や歌舞伎行列が中止となり、神事と神輿(みこし)展示のみを執り行う。境内に「新型コロナ早期終息 疫病退散」と書かれたのぼり旗も掲げる鈴木宮司は「少しでも皆さんが拡散してくれたら」とアマビエの力に期待する。
(由本裕貴)

妖怪「アマビエ」の描かれたマスクを作った鈴木宮司=大社神社で
妖怪「アマビエ」の描かれたマスクを作った鈴木宮司=大社神社で

カテゴリー:社会・経済

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