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エールを送るまち豊橋へ

豊橋市内を走る市電の「エール」ラッピング車両
豊橋市内を走る市電の「エール」ラッピング車両

 豊橋市議会の6月定例会一般質問が8日始まった。寺本泰之、川原元則、伊藤篤哉、梅田早苗、鈴木みさ子、古池ももの6氏が登壇した。新型コロナウイルス終息後の観光対策として、市は放映中のNHK連続テレビ小説「エール」にちなむ「エールを送るまち豊橋」という新たな価値を発信するプロモーション活動をする方針を示した。
 伊藤氏への答弁。コロナ禍での消費者の旅行や観光への意識の変化を踏まえ、市がなすべき観光振興策などについてただすと、木和田治伸企画部長は「コロナ禍で全国へのPR活動やイベントが延期、中止となった。4月下旬にはテレビ情報番組で本市が作成したモデルの古関金子(きんこ)さんの漫画が取り上げられた。全国から270件の問い合わせがあり、漫画と合わせて観光パンフレットなどを送付してプロモーションすることができた」と報告した。
 さらに「エールという言葉は人々の心に訴える力のあるパワーワード。長期的なプロモーションが可能だ」とし「広域的な視点から東三河をつなぐほか、福島市など関係都市と連携し、新たな価値を発信するプロモーションで関係人口を増やして活性化につなげていくことが重要だ」と答えた。
 一方、梅田氏は若年層の子どもたちが家族の介護などのケアを担う「ヤングケアラー」について質問した。
 鈴木教仁こども未来部長は「学校など、子どもと直接関わる教員やスクールソーシャルワーカー、介護、障害の福祉サービスに関連する事業などについて、支援者が理解することが重要で、そのための周知が必要だ」と課題を挙げた。そして「(ヤングケアラーの)認知度を高めて支援の必要性に対する理解を進めるために研修機会を設け、学校や教育委員会との情報共有に努めていきたい」と述べた。
(安藤聡)

 豊橋市議会の6月定例会一般質問が8日始まった。寺本泰之、川原元則、伊藤篤哉、梅田早苗、鈴木みさ子、古池ももの6氏が登壇した。新型コロナウイルス終息後の観光対策として、市は放映中のNHK連続テレビ小説「エール」にちなむ「エールを送るまち豊橋」という新たな価値を発信するプロモーション活動をする方針を示した。
 伊藤氏への答弁。コロナ禍での消費者の旅行や観光への意識の変化を踏まえ、市がなすべき観光振興策などについてただすと、木和田治伸企画部長は「コロナ禍で全国へのPR活動やイベントが延期、中止となった。4月下旬にはテレビ情報番組で本市が作成したモデルの古関金子(きんこ)さんの漫画が取り上げられた。全国から270件の問い合わせがあり、漫画と合わせて観光パンフレットなどを送付してプロモーションすることができた」と報告した。
 さらに「エールという言葉は人々の心に訴える力のあるパワーワード。長期的なプロモーションが可能だ」とし「広域的な視点から東三河をつなぐほか、福島市など関係都市と連携し、新たな価値を発信するプロモーションで関係人口を増やして活性化につなげていくことが重要だ」と答えた。
 一方、梅田氏は若年層の子どもたちが家族の介護などのケアを担う「ヤングケアラー」について質問した。
 鈴木教仁こども未来部長は「学校など、子どもと直接関わる教員やスクールソーシャルワーカー、介護、障害の福祉サービスに関連する事業などについて、支援者が理解することが重要で、そのための周知が必要だ」と課題を挙げた。そして「(ヤングケアラーの)認知度を高めて支援の必要性に対する理解を進めるために研修機会を設け、学校や教育委員会との情報共有に努めていきたい」と述べた。
(安藤聡)

豊橋市内を走る市電の「エール」ラッピング車両
豊橋市内を走る市電の「エール」ラッピング車両

カテゴリー:政治・行政

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