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豊橋駅前の建設現場囲いに「こんちは」「ありがっさま」

豊橋市の駅前大通側のメッセージ「おはようさん」
豊橋市の駅前大通側のメッセージ「おはようさん」
水上ビル側の三河弁のあいさつ
水上ビル側の三河弁のあいさつ

 豊橋駅東側のビル建設工事現場の仮囲いに、三河弁のあいさつが書かれている。ほっこりとした言葉遣いを目にした人から、事業を手掛ける「豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合」に問い合わせが相次いでいるという。
 事務局の中部ガス不動産によると、仮囲いのあいさつは6月に登場した。北面の駅前大通側と、南面の水上ビル側にある。開発計画をプロデュースしている「北山創造研究所」の発案で「新型コロナウイルスで暗いニュースが続く中、少しでもまちのみなさんに元気を出していただきたい」という願いを込めた。
 文案も同研究所が作ったが、元は標準語だった。それを三河弁に「翻訳」したのは、エフエム豊橋のパーソナリティーのモエモエこと原田真弓さん。
 白い板に黒の字でシンプルに書かれた三河弁のメッセージは、壁面右側から「あいさつはうまいのん。」で始まる。北面は「ありがっさま」のタイトルで「お日さんの光にありがっさま。/けっこい水にありがっさま。」と、13行の詩文のような言葉が並んでいる。
 「こんちは」のメッセージは「こんちはっちゅう声をかける。/こんちはっちゅうて応える。/たった四文字のこんちは。/ほいだで よその衆が知っとる人に、/ほいで友人に。/こんちは。/こんちは。」とつづられている。
 仮囲いは来春に撤去される。
【山田一晶】

 豊橋駅東側のビル建設工事現場の仮囲いに、三河弁のあいさつが書かれている。ほっこりとした言葉遣いを目にした人から、事業を手掛ける「豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合」に問い合わせが相次いでいるという。
 事務局の中部ガス不動産によると、仮囲いのあいさつは6月に登場した。北面の駅前大通側と、南面の水上ビル側にある。開発計画をプロデュースしている「北山創造研究所」の発案で「新型コロナウイルスで暗いニュースが続く中、少しでもまちのみなさんに元気を出していただきたい」という願いを込めた。
 文案も同研究所が作ったが、元は標準語だった。それを三河弁に「翻訳」したのは、エフエム豊橋のパーソナリティーのモエモエこと原田真弓さん。
 白い板に黒の字でシンプルに書かれた三河弁のメッセージは、壁面右側から「あいさつはうまいのん。」で始まる。北面は「ありがっさま」のタイトルで「お日さんの光にありがっさま。/けっこい水にありがっさま。」と、13行の詩文のような言葉が並んでいる。
 「こんちは」のメッセージは「こんちはっちゅう声をかける。/こんちはっちゅうて応える。/たった四文字のこんちは。/ほいだで よその衆が知っとる人に、/ほいで友人に。/こんちは。/こんちは。」とつづられている。
 仮囲いは来春に撤去される。
【山田一晶】

豊橋市の駅前大通側のメッセージ「おはようさん」
豊橋市の駅前大通側のメッセージ「おはようさん」
水上ビル側の三河弁のあいさつ
水上ビル側の三河弁のあいさつ

カテゴリー:社会・経済

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