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豊川市初詣に向けた初の対策会議

神社関係者や各機関の代表者が出席した対策会議=豊川商議所で
神社関係者や各機関の代表者が出席した対策会議=豊川商議所で
今年の正月も多くの参拝者が訪れた豊川稲荷
今年の正月も多くの参拝者が訪れた豊川稲荷

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、来年の豊川市内の神社への初詣に備えた初の対策会議が6日、豊川商工会議所で開かれた。今年の正月三が日で約140万人が訪れた豊川稲荷は、露店や精進料理を中止する方針を示した。
 豊川稲荷、砥鹿神社、大社神社、五社稲荷の関係者をはじめ、地元商店街や各行政・医療機関、鉄道会社から約30人が出席した。
 豊川稲荷の淺葉全孝さんは「参拝者の安心安全を第一に考え、滞在時間を短縮することが必要だ」と話し、分散参拝を呼び掛けるとした。毎年大みそかの夜から長蛇の列ができる参道で、一方通行の動線を設定したうえで、境内や周辺での露店はすべて出店を取りやめ、祈とうを受ける人への精進料理の提供も見送る方針を示した。
 豊川稲荷側と動線の位置などで協議を続けている豊川商店街振興組合の丸山恭司理事長は「参拝が集中する正月3日間の『3密』をどう防ぐか。分散参拝や消毒の徹底を、商店街の、のぼり旗でも啓発したい」と述べた。
 出席者からは対策に向けた意見が出て、元市医師会長で顧問の大石明宣さんは、現在も豊橋市民病院にコロナ感染者が入院している事実を踏まえ「1月4日以降の暖かい日中の時間帯に高齢者、障害者限定の参拝時間を設けてみては」と提案した。
 今後も意見交換を続ける。次回は11月中旬に2回目の対策会議を予定している。
【由本裕貴】

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、来年の豊川市内の神社への初詣に備えた初の対策会議が6日、豊川商工会議所で開かれた。今年の正月三が日で約140万人が訪れた豊川稲荷は、露店や精進料理を中止する方針を示した。
 豊川稲荷、砥鹿神社、大社神社、五社稲荷の関係者をはじめ、地元商店街や各行政・医療機関、鉄道会社から約30人が出席した。
 豊川稲荷の淺葉全孝さんは「参拝者の安心安全を第一に考え、滞在時間を短縮することが必要だ」と話し、分散参拝を呼び掛けるとした。毎年大みそかの夜から長蛇の列ができる参道で、一方通行の動線を設定したうえで、境内や周辺での露店はすべて出店を取りやめ、祈とうを受ける人への精進料理の提供も見送る方針を示した。
 豊川稲荷側と動線の位置などで協議を続けている豊川商店街振興組合の丸山恭司理事長は「参拝が集中する正月3日間の『3密』をどう防ぐか。分散参拝や消毒の徹底を、商店街の、のぼり旗でも啓発したい」と述べた。
 出席者からは対策に向けた意見が出て、元市医師会長で顧問の大石明宣さんは、現在も豊橋市民病院にコロナ感染者が入院している事実を踏まえ「1月4日以降の暖かい日中の時間帯に高齢者、障害者限定の参拝時間を設けてみては」と提案した。
 今後も意見交換を続ける。次回は11月中旬に2回目の対策会議を予定している。
【由本裕貴】

神社関係者や各機関の代表者が出席した対策会議=豊川商議所で
神社関係者や各機関の代表者が出席した対策会議=豊川商議所で
今年の正月も多くの参拝者が訪れた豊川稲荷
今年の正月も多くの参拝者が訪れた豊川稲荷

カテゴリー:社会・経済

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