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豊川の御津臨海企業合同避難訓練

発光と煙で位置を知らせる「のろしグナル」を目印に避難した参加者ら=豊川市御津町で
発光と煙で位置を知らせる「のろしグナル」を目印に避難した参加者ら=豊川市御津町で

 豊川市御津町の御津1区、2区に立地する企業による自主防災組織「御津臨海企業懇話会」(大久保幸夫会長)は4日、市と合同防災訓練を行った。6月に全国で初めて設置された避難誘導装置「のろしグナル」が活用された。
 防災行政無線のサイレンで訓練開始。各社が定めるマニュアルに従い集合と点呼の1次避難の後、高台や建物の上層階に移動する2次避難が行われた。
 2区では標高16・5㍍に造成された高台へ避難し、高台の頂上に建つ高さ4㍍の「のろしグナル」が赤いランプの点滅と白い煙で位置を知らせ、参加者を誘導した。2区内の豊川鋼機が製造する装置は、津波注意報・警報を受信すると作動する。装置の周辺もアスファルトで舗装され、大久保会長は「これで皆さんも避難しやすくなったと思う」と話した。
 この日は両区合わせて31社計781人が参加。約2000人を収容できる2区の高台に約100人が徒歩で避難した。ドローンで上空からの撮影もあり、竹本幸夫市長は「空からも、のろしグナルの煙がはっきり見えた。いざという時は有効に活用してほしい」と話した。
【由本裕貴】

 豊川市御津町の御津1区、2区に立地する企業による自主防災組織「御津臨海企業懇話会」(大久保幸夫会長)は4日、市と合同防災訓練を行った。6月に全国で初めて設置された避難誘導装置「のろしグナル」が活用された。
 防災行政無線のサイレンで訓練開始。各社が定めるマニュアルに従い集合と点呼の1次避難の後、高台や建物の上層階に移動する2次避難が行われた。
 2区では標高16・5㍍に造成された高台へ避難し、高台の頂上に建つ高さ4㍍の「のろしグナル」が赤いランプの点滅と白い煙で位置を知らせ、参加者を誘導した。2区内の豊川鋼機が製造する装置は、津波注意報・警報を受信すると作動する。装置の周辺もアスファルトで舗装され、大久保会長は「これで皆さんも避難しやすくなったと思う」と話した。
 この日は両区合わせて31社計781人が参加。約2000人を収容できる2区の高台に約100人が徒歩で避難した。ドローンで上空からの撮影もあり、竹本幸夫市長は「空からも、のろしグナルの煙がはっきり見えた。いざという時は有効に活用してほしい」と話した。
【由本裕貴】

発光と煙で位置を知らせる「のろしグナル」を目印に避難した参加者ら=豊川市御津町で
発光と煙で位置を知らせる「のろしグナル」を目印に避難した参加者ら=豊川市御津町で

カテゴリー:社会・経済

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