コロナ新規陽性者 豊橋7人、豊川1人、蒲郡2人

　県は24日、新たに１１０人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。再び１００人を超えた。
　管轄保健所別内訳は、県所管が21人、名古屋市が70人、豊橋市が７人、岡崎市が１人、豊田市が11人。豊橋市は10代から80代の男性５人、女性２人。知人の感染を知って自発的に検査を受けたのは２人で、他は感染経路を調べている。東三河では豊川市の20代男性、蒲郡市の30代と50代の男性の感染報告があった。
　一方、23日に陽性と発表された95人の地域別内訳は名古屋市が56人。東三河では豊橋市の２人と、豊川市の50代男性、田原市の30代女性だった。年代別内訳は20代が25人、30代が18人、50代が13人など。
　10月21日から11月23日までの「第３波」の感染者は３１４７人となった。県は23日分から、30代以下の割合の代わりに、70代以上の割合を示し始めた。それによると、第３波では10・５％。第１波（２～４月）は21・０％、第２波（７～８月）は12・６％だった。
　第３波の感染経路不明者は44・１％。重症、中等症の割合は11・１％。死者は３人増えて１０９人となった。
　23日現在の入院は３６４人、入院調整は12人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２０５人、自宅療養は９１３人。

　大村秀章知事は24日の記者会見で、菅義偉首相が運用の見直しを表明した旅行需要喚起策「Ｇｏ　Ｔｏトラベル」について、県内の感染状況は「北海道や大阪と比べれば、現段階では愛知はまだそこまで至っていないということは明らか」として、対象事業からの除外には慎重な考えを示した。
【山田一晶】