コロナ新規陽性者 県内219人、豊橋8人、豊川1人

　県は２日、新たに２１９人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。４日ぶりに２００人を超えた。１００人超は９日連続となっている。都内でも４日ぶりに５００人の陽性が確認されており、厳重な警戒が必要だ。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が86人、名古屋市が１１３人、豊橋市が８人、岡崎市が11人、豊田市が１人。豊橋市は10歳未満の男児が１人、女児が２人。さらにいずれも女性で10代１人、30代２人、40代１人、70代１人の陽性が報告された。６人はすでに陽性と判定された人の濃厚接触者だった。
　また豊川市は２日、市民病院に勤務する20代の女性看護師が陽性と判定されたと発表した。11月30日の勤務後に発熱や頭痛などの症状を訴え、医療機関でＰＣＲ検査を受け、１日に陽性と分かった。自宅療養中。濃厚接触者の看護師２人に抗原検査をしたがいずれも陰性だったという。現在のところ、病院は通常業務を続ける。
　一方、１日に陽性と発表された１９７人の地域別内訳は、名古屋市が89人。東三河では豊橋市の５人と、豊川市の20代男性の報告があった。年代別では20代が49人、40代が30人、50代が27人、30代が21人など。
　10月21日から12月１日までの「第３波」の陽性者は４５４２人となった。70代以上の割合は11・７％、感染経路不明者は45・８％。
　この期間の重症か中等症の患者の割合は11・０％。死者は２人増えて１２１人となった。
　１日現在の入院は３８２人、入院調整は13人、軽症か無症状の人向けの施設入所は１９８人、自宅療養は９４１人。
【山田一晶】