コロナ新規陽性者 県内114人、豊橋は2人

「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」一時停止へ　名古屋着は１６日から

　県は14日、新たに１１４人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。１００人を超えるのは21日連続。県は陽性者の状況を踏まえ、名古屋市を目的地とする旅行需要喚起策「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」キャンペーンを16～27日の間、停止する方針を固めた。15日の対策本部会議で正式決定する。一方、菅義偉首相は14日夕のコロナ対策会議で「Ｇｏ　Ｔｏ　トラベル」キャンペーンを今月28日から来年１月11日まで全都道府県で一時停止すると表明した。。
　１１４人の管轄保健所別内訳は県管轄が44人、名古屋市が50人、豊橋市が２人、岡崎、豊田市が各９人。豊橋市は60代男性と70代女性。また同市は市内在住の患者が死亡したと発表した。同市で３例目。
　一方、12～13日の陽性者は計３８７人だった。地域別内訳は名古屋市が計１９９人。東三河は豊橋市が計５人。豊川市が計４人、新城市が計３人だった。年代別内訳は、20代が85人、30代が56人、60代が44人、10代と50代が各37人など。
　10月21日から12月13日までの「第３波」の陽性者は６９３９人となった。70代以上の割合は13・２％、感染経路不明者は45・８％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・８％。死者は２日間で２人増えて１４４人となった。
　13日現在の入院は４８７人、入院調整は９人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２７７人、自宅療養は１２１５人。
【山田一晶】