文字の大きさ

豊橋市がコワーキングスペース試行

テレワークをする伊藤さん=いずれもライフポートとよはし「パルモ」で
テレワークをする伊藤さん=いずれもライフポートとよはし「パルモ」で
託児スペースでボランティアと遊ぶ伊藤さんの長男
託児スペースでボランティアと遊ぶ伊藤さんの長男

 豊橋市は、新型コロナウイルス感染拡大に伴ったテレワークを支援するため、コワーキングスペース(共同型オフィス)を試行している。昨年11月からライフポートとよはし(神野ふ頭町、託児付き)と、こども未来館ここにこ(松葉町3)の2カ所に開設、利用する子育て世代の女性らから好評を得ている。
 新型コロナ感染防止で「3密」回避をして日常の業務に取り組んでもらおうと、毎週水、木曜はライフポートとよはし内の男女共同参画センター「パルモ」、木、金曜は「ここにこ」で開設。うちパルモは託児可能だ。
 会員制で、パルモには6人、ここにこは3人が登録。市未来創生戦略室によると、パルモでは延べ6人が7日間で16時間以上、ここにこは延べ3人が10日間20時間以上とそれぞれ利用したという。
 28日には、保険会社社員の伊藤智代さん(36)が4歳の長男を託児して利用した。伊藤さんは昨年12月にも利用しており、「会社の営業部署でテレワークを導入している。支給されたノートパソコンを持参でき、託児もあるのは非常にうれしい。ウェブ会議もあるため、自宅では仕事に集中できない状況がある」と話した。さらに「病児保育など、急な状況に対応できるよう体制づくりが必要」と意見を述べた。
 一方、12月に2歳の次男を託して利用したフリーライターの桜井望美さんも「自分の時間をつくることができる」と数回活用した。
 市未来創生戦略室は、新年度も試行してニーズの把握をする。
【安藤聡】

 豊橋市は、新型コロナウイルス感染拡大に伴ったテレワークを支援するため、コワーキングスペース(共同型オフィス)を試行している。昨年11月からライフポートとよはし(神野ふ頭町、託児付き)と、こども未来館ここにこ(松葉町3)の2カ所に開設、利用する子育て世代の女性らから好評を得ている。
 新型コロナ感染防止で「3密」回避をして日常の業務に取り組んでもらおうと、毎週水、木曜はライフポートとよはし内の男女共同参画センター「パルモ」、木、金曜は「ここにこ」で開設。うちパルモは託児可能だ。
 会員制で、パルモには6人、ここにこは3人が登録。市未来創生戦略室によると、パルモでは延べ6人が7日間で16時間以上、ここにこは延べ3人が10日間20時間以上とそれぞれ利用したという。
 28日には、保険会社社員の伊藤智代さん(36)が4歳の長男を託児して利用した。伊藤さんは昨年12月にも利用しており、「会社の営業部署でテレワークを導入している。支給されたノートパソコンを持参でき、託児もあるのは非常にうれしい。ウェブ会議もあるため、自宅では仕事に集中できない状況がある」と話した。さらに「病児保育など、急な状況に対応できるよう体制づくりが必要」と意見を述べた。
 一方、12月に2歳の次男を託して利用したフリーライターの桜井望美さんも「自分の時間をつくることができる」と数回活用した。
 市未来創生戦略室は、新年度も試行してニーズの把握をする。
【安藤聡】

テレワークをする伊藤さん=いずれもライフポートとよはし「パルモ」で
テレワークをする伊藤さん=いずれもライフポートとよはし「パルモ」で
託児スペースでボランティアと遊ぶ伊藤さんの長男
託児スペースでボランティアと遊ぶ伊藤さんの長男

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR