コロナ新規感染者 県内114人、豊橋は8人

　県は３日、新たに１１４人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。新規陽性者の７日間平均値は１５１・６人で「厳重警戒」から「警戒」へレベルが下がった。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が47人、名古屋市が47人、豊橋市が８人、岡崎市が５人、豊田市が７人。豊橋市は10代女性１、20代男性１、30代女性１、40代男性１、40代女性１、60代女性２、70代女性１。濃厚接触者は７人だった。また市は、入院していた２人が死亡したと発表した。１人は70代男性で糖尿病の基礎疾患があった。もう１人は詳細非公表。市内の死者は16人となった。
　一方、２日に陽性と発表された１０１人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の６人のほかに、豊川市が50代男性１▽蒲郡市が20代女性１、30代男性１、70代女性１。いずれも感染経路不明となっている。
　年代別内訳は20代が17人、30代が16人、40代と50代が各14人など。70代以上の割合は31・６％だった。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者のほかは、入院患者は７２７・１人（危険）、重症者は59・３人（危険）、新規陽性者のうちの高齢者は42・１人（危険）となっている。
　昨年10月21日から２月２日までの陽性者は１万８４３５人となった。70代以上の割合は17・０％。感染経路不明者は42・７％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・１％。死者は５人増えて４１０人となった。
　２日現在の入院は６９９人、入院調整は20人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２０１人、自宅療養は１２１４人。
【山田一晶】