コロナ新規陽性者 県内72人、豊橋は2人

　県は７日、新たに72人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。２日ぶりに２桁の陽性者にとどまった。13日にコロナ対策の改正特措法が施行されるのに伴い、県内の緊急事態宣言が解除されるとの見通しが出ている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が36人、名古屋市が26人、豊橋市が２人、岡崎市が４人、豊田市が４人。豊橋市は10代男性１、50代女性１。女性は知人が陽性となり、自発的に検査を受けた。
　一方、６日に陽性と発表された１２０人の地域別内訳は、豊橋市の７人のほかに、豊川市が30代女性１▽蒲郡市が40代男性１、50代男性１▽新城市が10代男性１、70代男性１。３市計５人のうち、濃厚接触者は２人だった。
　年代別内訳は、20代が22人、80代が17人、70代が15人など。70代以上の割合は30・８％だった。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は１０３・１人（警戒）、入院患者は６８１・０人（危険）、重症者は55・１人（危険）、新規陽性者のうちの高齢者は27・９人（厳重警戒）。新規陽性者は急速に減っている。
　昨年10月21日から２月６日までの第３波の陽性者は１万８８５６人となった。70代以上の割合は17・２％。感染経路不明者は42・７％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・４％。死者は７人増えて４４３人となった。
６日現在の入院は５７０人、入院調整は15人、軽症か無症状の人向けの施設入所は１４７人、自宅療養は９３８人。
【山田一晶】