コロナ新規陽性者 県内63人、豊橋は1人

　県は16日、新たに63人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。２桁台は６日連続となったが大村秀章知事は「今しばらくは緊急事態の状態が続く」などと述べた。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が32人、名古屋市が21人、豊橋市が１人、岡崎市が１人、豊田市が８人。豊橋市は40代女性で、軽症。濃厚接触者だった。
　一方、15日に陽性と発表された42人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の６人のほかに、豊川市が80代男性１▽設楽町が60代男性１。いずれも濃厚接触者だった。
　年代別内訳は、いずれも各年代とも１桁台で、70代以上の割合は30・９％だった。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は72・７人（警戒）、入院患者は５２３・４人（厳重警戒）、入院患者のうちの重症者は38・４人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は22・７人（厳重警戒）となっている。今月８日現在の陽性率は３・４％（注意）だった。
　昨年10月21日から２月15日までの第３波の陽性者は１万９４８０人となった。70代以上の割合は17・７％。感染経路不明者は42・５％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・５％。死者は４人増えて４８２人となった。
　15日現在の入院は４９３人、入院調整は８人、軽症か無症状の人向けの施設入所は１１７人、自宅療養は５１３人。
【山田一晶】