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大栄THAの伊藤社長、琉球大のリモート授業で講師に

パソコンを通して大学生に語る伊藤社長=大栄THAで
パソコンを通して大学生に語る伊藤社長=大栄THAで

 大栄グループの「大栄THA」(豊橋市西幸町)の伊藤紀仁社長がこのほど、琉球大学のリモート授業で講師を務めた。国際貢献に関する内容で、同社が開発した河川湖沼などの浄化ができる高濃度気体溶解装置「酸素ファイター」を活用した海外貢献を語った。
 酸素ファイターは、水の中に酸素を溶かすことで微生物を活性化させ、水質浄化につなげる装置。微生物の力でヘドロを分解して悪臭などを改善する。
 伊藤社長はベトナムで実施した2カ月間の実証実験を解説した。住宅地の中にある家庭排水などが流れ込む湖の浄化実験で「わずかな期間でしたが、水の透明度が増し、悪臭も減った。住民の皆さんから2カ月で終わらず続けてほしいと嘆願書が出るほどの成果だった」と述べた。
 学生からは「現地の人たちとのコミュニケーションはうまくいきましたか」などの質問があり、伊藤社長は「分かりやすいイラストを事前に準備して、浄化の仕組みを伝えることができた」と答えた。

 酸素ファイターが東京都大田区の「呑川浄化施設」で4月から本格稼働する。すでに試運転が始まっており、準備が着々と進み、呑川の悪臭改善を目指す。
【竹下貴信】

 大栄グループの「大栄THA」(豊橋市西幸町)の伊藤紀仁社長がこのほど、琉球大学のリモート授業で講師を務めた。国際貢献に関する内容で、同社が開発した河川湖沼などの浄化ができる高濃度気体溶解装置「酸素ファイター」を活用した海外貢献を語った。
 酸素ファイターは、水の中に酸素を溶かすことで微生物を活性化させ、水質浄化につなげる装置。微生物の力でヘドロを分解して悪臭などを改善する。
 伊藤社長はベトナムで実施した2カ月間の実証実験を解説した。住宅地の中にある家庭排水などが流れ込む湖の浄化実験で「わずかな期間でしたが、水の透明度が増し、悪臭も減った。住民の皆さんから2カ月で終わらず続けてほしいと嘆願書が出るほどの成果だった」と述べた。
 学生からは「現地の人たちとのコミュニケーションはうまくいきましたか」などの質問があり、伊藤社長は「分かりやすいイラストを事前に準備して、浄化の仕組みを伝えることができた」と答えた。

 酸素ファイターが東京都大田区の「呑川浄化施設」で4月から本格稼働する。すでに試運転が始まっており、準備が着々と進み、呑川の悪臭改善を目指す。
【竹下貴信】

パソコンを通して大学生に語る伊藤社長=大栄THAで
パソコンを通して大学生に語る伊藤社長=大栄THAで

カテゴリー:社会・経済

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