県内のコロナ新規陽性者55人 豊橋はゼロ

　県は13日、新たに55人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。首都圏では陽性者が下がりきらないまま増加に転じるリバウンドが懸念されている。県内で１００人を切るのは30日連続だが下げ止まりしており、注意が必要だ。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が18人、名古屋市が32人、豊橋市、岡崎市がゼロ、豊田市が５人だった。
　一方、12日に陽性と発表された52人の地域別内訳は、東三河は豊川市の40代女性１人だった。濃厚接触者。
　年代別内訳は、20代の15人のほかは１桁台。70代以上の割合は11％と低い。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は38・７人（注意）、入院患者は２６１・０人（警戒）、入院患者のうち重症者は26・７人（警戒）、新規陽性者のうち高齢者は９・１人（警戒）となっている。
　昨年10月21日から３月12日までの陽性者は２万６０２人となった。70代以上の割合は18・５％。感染経路不明者は42・２％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・９％。死者は６人増えて５５４人となった。
　12日現在の入院は２３４人、入院調整は１人、軽症か無症状の人向けの施設入所は81人、自宅療養は１４８人。
【山田一晶】