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「首長竜」全身骨格の一般公開始まる

新しい姿になった首長竜=蒲郡市生命の海科学館で
新しい姿になった首長竜=蒲郡市生命の海科学館で

 蒲郡市生命の海科学館(港町)で、リニューアルした首長竜の全身骨格化石(レプリカ)の一般展示が始まった。
 全長10㍍以上の巨体で、60個以上の骨が連なる長い首が特徴。頭が小さく、鋭い歯を使って魚を食べていたと推定される。レプリカは、1997年の開館当時から24年にわたり、ホールの空中を泳ぐように展示されてきた。
 天井の修繕工事でレプリカを外すことになったため、最新の学説に沿った姿に改めることにした。
 新しい姿は肩と腰の部分に丸みをもたせ、曲がっていた頸椎(けいつい)を真っすぐに直した。頭部は2階通路に突き出すようになり、迫力のある姿に生まれ変わった。
 工事後につり上げ、21日から科学館が再開した。修繕された白い天井のホール空中を泳ぐように首長竜が展示され、最新の学説で変化した部分の紹介パネルを設置。前回と見比べられるように写真を使って分かりやすく表示している。
 山中敦子館長は「見ごたえがある姿になって、うれしさでいっぱいです」と話した。
【林大二朗】

 蒲郡市生命の海科学館(港町)で、リニューアルした首長竜の全身骨格化石(レプリカ)の一般展示が始まった。
 全長10㍍以上の巨体で、60個以上の骨が連なる長い首が特徴。頭が小さく、鋭い歯を使って魚を食べていたと推定される。レプリカは、1997年の開館当時から24年にわたり、ホールの空中を泳ぐように展示されてきた。
 天井の修繕工事でレプリカを外すことになったため、最新の学説に沿った姿に改めることにした。
 新しい姿は肩と腰の部分に丸みをもたせ、曲がっていた頸椎(けいつい)を真っすぐに直した。頭部は2階通路に突き出すようになり、迫力のある姿に生まれ変わった。
 工事後につり上げ、21日から科学館が再開した。修繕された白い天井のホール空中を泳ぐように首長竜が展示され、最新の学説で変化した部分の紹介パネルを設置。前回と見比べられるように写真を使って分かりやすく表示している。
 山中敦子館長は「見ごたえがある姿になって、うれしさでいっぱいです」と話した。
【林大二朗】

新しい姿になった首長竜=蒲郡市生命の海科学館で
新しい姿になった首長竜=蒲郡市生命の海科学館で

カテゴリー:社会・経済

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