田原の藤通が豊橋若草育成園に寄付
運送事業など手掛ける「藤通」(本社・田原市豊島町、近藤資浩代表取締役社長)は今年も、豊橋市高師町の児童養護施設「豊橋若草育成園」に100万円を寄付した。施設内で目録を贈呈したほか、近藤さんの呼び掛けで地元県議、市議らが施設について研修した。
近藤社長は社会貢献の一環で、子どもたちが快適に過ごせるようにと毎年、年度末に100万円を寄付し続けている。園では壁紙を張り替えたり、エアコン設置したりと環境整備や備品購入に役立ててきた。今回からは、大学などを目指す子どもたちの進学費用として使うことを決めた。早速今回初めて、施設に在籍しながら大学に通う園生が誕生した。
贈呈式では近藤社長が、施設を運営する豊橋市福祉事業会の石黒拓夫参与に目録を手渡した。進学する園生も立ち会い、近藤社長に礼を述べた。「進学をあきらめていた子たちの希望となれば」と職員らは感謝し、近藤社長は「ドライバーがアイドリングストップを心がけたり、高速代を節約するなど、皆で経費を節減して寄付に取り組んだ。今後も支援の輪を広げていきたい」と話した。
また贈呈式後には、近藤社長の呼び掛けに応え「児童養護施設について知りたい」と園を訪れた中村竜彦県議や田中敏一市議会議長らが、職員から児童福祉の方向性や園の概要を聞いたほか、施設内を見学した。
【田中博子】
運送事業など手掛ける「藤通」(本社・田原市豊島町、近藤資浩代表取締役社長)は今年も、豊橋市高師町の児童養護施設「豊橋若草育成園」に100万円を寄付した。施設内で目録を贈呈したほか、近藤さんの呼び掛けで地元県議、市議らが施設について研修した。
近藤社長は社会貢献の一環で、子どもたちが快適に過ごせるようにと毎年、年度末に100万円を寄付し続けている。園では壁紙を張り替えたり、エアコン設置したりと環境整備や備品購入に役立ててきた。今回からは、大学などを目指す子どもたちの進学費用として使うことを決めた。早速今回初めて、施設に在籍しながら大学に通う園生が誕生した。
贈呈式では近藤社長が、施設を運営する豊橋市福祉事業会の石黒拓夫参与に目録を手渡した。進学する園生も立ち会い、近藤社長に礼を述べた。「進学をあきらめていた子たちの希望となれば」と職員らは感謝し、近藤社長は「ドライバーがアイドリングストップを心がけたり、高速代を節約するなど、皆で経費を節減して寄付に取り組んだ。今後も支援の輪を広げていきたい」と話した。
また贈呈式後には、近藤社長の呼び掛けに応え「児童養護施設について知りたい」と園を訪れた中村竜彦県議や田中敏一市議会議長らが、職員から児童福祉の方向性や園の概要を聞いたほか、施設内を見学した。
【田中博子】