県内のコロナ新規陽性者116人 豊橋は1人

　県は４日、新型コロナウイルスの新規陽性者を１１６人確認したと発表した。
　内訳は県所管55人、名古屋市55人、豊橋市１人、岡崎市２人、一宮市１人、豊田市２人。
　豊橋市の発表した１人は30代男性で、感染経路は不明。
　また、前日（３日）の新規陽性者数は１１８人（県48人、名古屋市48人、豊橋市４人、岡崎市７人、一宮市２人、豊田市９人）で、指標となる過去７日間の平均数値は新規陽性者数は89・１人、入院患者数２４７・３人、陽性率２・２％、重症者数10・７人、新規陽性者のうちの高齢者数は13・４人となった。
　年代別の割合では、重症化しやすい70歳以上の割合が第１波（昨年２～４月）の21・０％に対し、第２波（同７～８月）は12・６％、第３波（昨年10月21日～今年４月）18・３％。また、感染経路不明の割合は、第１波25・６％、第２波53・４％、第３波42・１％となった。
　重症・中等症の割合は第１波32・０％に対し、第２波10・９％、第３波11・８％で、多くの人は軽症または無症状だった。
　４月３日時点での県内患者数は８８７人で、うち入院は２５９人、宿泊療養施設入所１６７人、入院調整１人、自宅療養３４２人、調整中１１８人。昨年10月21日以降の退院などは２万１０５４人となった。
【田中博子】