蒲郡の「楽笑」が社会福祉法人設立記念式典

　蒲郡市三谷地区で障害者支援など事業展開をする「楽笑」は10日、竹島町の蒲郡クラシックホテルで社会福祉法人設立記念式典を開いた。非営利活動（ＮＰＯ）法人として２００７年から活動し、今年１月に認可を得たことを小田泰久理事長が報告した。
　楽笑はこれまで障害者の就労の場などを提供してきた。パンや干物の製造、子どもたちの居場所づくり、放課後デイサービスなどを展開し、今年１月に東三河広域連合から社会福祉法人の認可を得た。ＮＰＯ法人設立当初のスタッフは３人だったが、現在は非常勤を含めた40人以上になった。
　小田理事長は「障害のある人の一人ひとりに寄り添う志を次代に紡いでいきたい」と決意を述べた。
　来賓の鈴木寿明市長、今枝宗一郎衆院議員、小池高弘商工会議所会頭、三谷総代会の廣中康人会長、岡崎市の中根康浩市長があいさつし、まちづくりへの期待を寄せた。
【安藤聡】