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三遠南信道 東栄―鳳来峡ICが25年度開通へ

三遠南信道 東栄―鳳来峡ICが25年度開通へ

 国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所は27日、建設中の国道474号三遠南信自動車道一部区間となる三遠道路東栄インターチェンジ(IC)=東栄町三輪=から鳳来峡IC=新城市名号=の間約7・1㌔区間が2025年度開通予定と発表した。
 三遠道路は長野県飯田市と浜松市北区引佐町間の三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。東栄ICと浜松市北区引佐町の浜松いなさ北ICを結ぶ延長21㌔の路線で、鳳来峡ICと浜松いなさ北IC間13・9㌔は2012年4月に開通している。
 建設中の7・1㌔区間には計4本のトンネルを計画する。うち1本は貫通し、2本は掘削工事が進められ、残る1本は今後着工する。
 区間が開通すれば、起伏ある池場坂がある国道151号のバイパス機能、浜松いなさジャンクションと新東名高速道路とも直結されることから、救急搬送や観光、物流面で期待がかかる。
 一方、東栄IC以北は佐久間道路の佐久間川合IC=浜松市天竜区=との6・9㌔が19年3月に開通している。
 三遠道路沿線自治体、新城市の穂積亮次市長は「区間の開通により、救急搬送が格段にスムーズとなり、命を守る道路として、また観光面でも大いに期待しています」、東栄町の村上孝治町長は「区間が開通することにより、佐久間から新東名高速道路までが一気につながり、日常を支える生活、さらには観光、経済の道としての効果が奥三河地域全体に期待されます」とそれぞれ喜びの声を寄せた。
 三遠南信自動車道は長野、静岡、愛知と3県を結ぶため、大村秀章知事は「県内唯一の未開通区間の開通時期が公表されました。三河山間地域から医療機関へのアクセス向上や緊急輸送道路としての役割を期待します」とコメントした。
【安藤聡】

 国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所は27日、建設中の国道474号三遠南信自動車道一部区間となる三遠道路東栄インターチェンジ(IC)=東栄町三輪=から鳳来峡IC=新城市名号=の間約7・1㌔区間が2025年度開通予定と発表した。
 三遠道路は長野県飯田市と浜松市北区引佐町間の三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。東栄ICと浜松市北区引佐町の浜松いなさ北ICを結ぶ延長21㌔の路線で、鳳来峡ICと浜松いなさ北IC間13・9㌔は2012年4月に開通している。
 建設中の7・1㌔区間には計4本のトンネルを計画する。うち1本は貫通し、2本は掘削工事が進められ、残る1本は今後着工する。
 区間が開通すれば、起伏ある池場坂がある国道151号のバイパス機能、浜松いなさジャンクションと新東名高速道路とも直結されることから、救急搬送や観光、物流面で期待がかかる。
 一方、東栄IC以北は佐久間道路の佐久間川合IC=浜松市天竜区=との6・9㌔が19年3月に開通している。
 三遠道路沿線自治体、新城市の穂積亮次市長は「区間の開通により、救急搬送が格段にスムーズとなり、命を守る道路として、また観光面でも大いに期待しています」、東栄町の村上孝治町長は「区間が開通することにより、佐久間から新東名高速道路までが一気につながり、日常を支える生活、さらには観光、経済の道としての効果が奥三河地域全体に期待されます」とそれぞれ喜びの声を寄せた。
 三遠南信自動車道は長野、静岡、愛知と3県を結ぶため、大村秀章知事は「県内唯一の未開通区間の開通時期が公表されました。三河山間地域から医療機関へのアクセス向上や緊急輸送道路としての役割を期待します」とコメントした。
【安藤聡】

三遠南信道 東栄―鳳来峡ICが25年度開通へ

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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