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道の駅再発見「新城」

昨年12月にオープンの「からあげ屋もっくる」=いずれも道の駅「もっくる新城」で
昨年12月にオープンの「からあげ屋もっくる」=いずれも道の駅「もっくる新城」で
ベーカリーにもタンドリーチキンサンドなど鶏肉商品が並ぶ
ベーカリーにもタンドリーチキンサンドなど鶏肉商品が並ぶ

もっくる新城

 新城市八束穂の新東名高速道路新城インターチェンジ導入路と国道151号の交差点脇にある道の駅「もっくる新城」は2015年3月のオープン。新型コロナウイルス禍を機に、空揚げを中心に鶏肉を味わう地元の食文化を紹介する取り組みを始めた。
 開駅以来、長さ115㌢の超特大五平餅、長さ50㌢のロールケーキ「もっくるロール」、長さ65㌢の「ジャイアントメロンパン」と、「ジャンボ」さを追求し、インパクトを残す3品を販売してきた。だが、レストランでは地元総菜を活用したビュッフェスタイルのバイキングが売り物だったが、感染防止の観点から現在は中止している。
 新たに企画した「鶏肉」について田原直駅長は「故郷の豊根村で子どもの頃から焼き肉といえば鶏肉だった。そのおいしさを伝えたかった」と話す。地域活性化のため養鶏業が多い奥三河に着目し「通年で出せる加工品として活用したかった」と説明する。
 昨年12月、駅のレストランに「からあげ屋もっくる」のコーナーを設けた。「もも」「むね」「手羽先」「半身」のほか、市場に出ない希少部位の「鶏とろ(ふりそで)」を販売。来店客がほしいだけ注文し、その場で揚げたてを売る。
 ベーカリーにはタンドリーチキンやチキンカツのサンドが。傍らには「鶏濃い味 鶏の街新城プロジェクト」のミニのぼり旗を掲げた。
 もっくる新城は、市内だけでなく北設楽郡への玄関口として機能する「観光ハブステーション」機能が期待されている。田原駅長は「年間150万人が訪れる。将来は北設楽郡も含め、鶏料理店を『鶏マップ』にして食べ歩きができれるようにしたい」と夢を語った。(おわり)
【安藤聡】

もっくる新城

 新城市八束穂の新東名高速道路新城インターチェンジ導入路と国道151号の交差点脇にある道の駅「もっくる新城」は2015年3月のオープン。新型コロナウイルス禍を機に、空揚げを中心に鶏肉を味わう地元の食文化を紹介する取り組みを始めた。
 開駅以来、長さ115㌢の超特大五平餅、長さ50㌢のロールケーキ「もっくるロール」、長さ65㌢の「ジャイアントメロンパン」と、「ジャンボ」さを追求し、インパクトを残す3品を販売してきた。だが、レストランでは地元総菜を活用したビュッフェスタイルのバイキングが売り物だったが、感染防止の観点から現在は中止している。
 新たに企画した「鶏肉」について田原直駅長は「故郷の豊根村で子どもの頃から焼き肉といえば鶏肉だった。そのおいしさを伝えたかった」と話す。地域活性化のため養鶏業が多い奥三河に着目し「通年で出せる加工品として活用したかった」と説明する。
 昨年12月、駅のレストランに「からあげ屋もっくる」のコーナーを設けた。「もも」「むね」「手羽先」「半身」のほか、市場に出ない希少部位の「鶏とろ(ふりそで)」を販売。来店客がほしいだけ注文し、その場で揚げたてを売る。
 ベーカリーにはタンドリーチキンやチキンカツのサンドが。傍らには「鶏濃い味 鶏の街新城プロジェクト」のミニのぼり旗を掲げた。
 もっくる新城は、市内だけでなく北設楽郡への玄関口として機能する「観光ハブステーション」機能が期待されている。田原駅長は「年間150万人が訪れる。将来は北設楽郡も含め、鶏料理店を『鶏マップ』にして食べ歩きができれるようにしたい」と夢を語った。(おわり)
【安藤聡】

昨年12月にオープンの「からあげ屋もっくる」=いずれも道の駅「もっくる新城」で
昨年12月にオープンの「からあげ屋もっくる」=いずれも道の駅「もっくる新城」で
ベーカリーにもタンドリーチキンサンドなど鶏肉商品が並ぶ
ベーカリーにもタンドリーチキンサンドなど鶏肉商品が並ぶ

カテゴリー:社会・経済

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