コロナ新規陽性者 県内426人、豊橋は6人

　県は10日、４２６人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。また、９日現在の入院は７８２人となり、過去最多となった。大村秀章知事は「非常に厳しい。陽性者が増えれば入院も増える」として、やむを得ない場合以外の県をまたぐ移動の自粛などを呼びかけた。
　４２６人の管轄保健所別内訳は、県管轄が１３５人、名古屋市が２２１人、豊橋市が６人、岡崎市が17人、一宮市が16人、豊田市が31人。４００人を超えるのは４日連続。大村知事は「大型連休中、病院が休診していた反動ではないか。一日としては３００人台後半ぐらいでは」と述べた。
　一方、９日に陽性と発表された４７３人の地域別内訳は、東三河では豊橋市が24人（10歳未満女児１、10代男性３、20代男性３、20代女性６、30代男性３、30代女性２、40代男性５、60代女性１）▽豊川市が６人（10歳未満女児１、20代男性１、30代女性１、40代女性２、50代男性１）▽蒲郡市が５人（10代男性１、20代女性１、50代男性１、50代女性２）▽新城市が２人（20代女性１、40代女性１）▽田原市が４人（20代男性１、30代男性１、40代男性１、60代女性１）－。計41人のうち感染経路不明者は７人だった。
　７日間の平均値でみる９日現在の県の指標によると、新規陽性者は３６０・４人（危険）、陽性率は８・２％（警戒）、入院患者は７１３・３人（危険）、入院患者のうち重症者は39・６人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は48・４人（危険）となった。
　９日現在の入院調整は12人、施設入所２７９人、自宅療養は２６４６人。
【山田一晶】