コロナ新規陽性者 県内598人、豊橋は26人

　県は14日、５９８人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。前日よりは減少したが、４日連続で５００人超となっている。大村秀章知事は「４日間の数値を見ると、相当広がっているのではないか。連休中にかなり人が動いていたと見るべきだ」などと述べ、生活様式の見直しなどを改めて求めた。
　５９８人の管轄保健所別内訳は、県管轄が２６６人、名古屋市が２２０人、豊橋市と岡崎市が各26人、一宮市が22人、豊田市が38人だった。
　一方、13日に陽性と発表された６２４人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が23人（10歳未満男児３、10代女性２、20代男性３、20代女性４、30代男性３、30代女性１、40代男性２、50代男性２、60代男性２、70代男性１）▽豊川市が11人（10歳未満女性１、10代男性１、20代男性１、20代女性２、30代男性１、30代女性２、60代男性２、60代女性１）▽蒲郡市が６人（20代男性３、20代女性１、50代男性１、80代女性１）▽新城市が60代男性１▽田原市が２人（40代男性１、50代女性１）－だった。
　東三河の計43人のうち、感染経路不明者は22人。
　７日間の平均値で示す13日現在の県の指標によると、新規陽性者は５４１・７人（危険）、陽性率は９・２％（警戒）、入院患者は８０２・９人（危険）、入院患者のうち重症者は51・０人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は57・６人（危険）－となった。
　13日現在の確保病床入院は８１１人、入院調整は９人、施設入所は２９５人、自宅療養は３４２５人。
【山田一晶】