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新城・作手高松にギャラリー開設へ

リノベーション中の小屋を紹介する岡田さん=新城市作手高松で
リノベーション中の小屋を紹介する岡田さん=新城市作手高松で
作品展を楽しみにする鈴木さん=新城市作手黒瀬で
作品展を楽しみにする鈴木さん=新城市作手黒瀬で

地元作家に披露の場を提供

 新城市作手高松の古民家で土喰(つちくれ)ひとみさん(55)と共同生活を送る建築デザイナーの岡田均さん(73)が敷地内にある小屋を改装し、6月にギャラリーを開設する。6年前に名古屋市から移住した2人は、「新型コロナウイルス禍で作手地区の作家たちに、作品を披露する場所を提供して応援したい」と語る。
 土喰さんはエステティックサロン、岡田さんは建築プロデューサー。自然豊かな場所で生活しようと移り住んだ。巴川沿岸で旧製材所と民家を備えたた約1980平方㍍の敷地を購入した。岡田さんのデザインで母屋と小屋をリノベーション(再生)し、木を伐採して庭づくりもした。
 本職の傍らの作業のため、少しづつ進めている。約50平方㍍の小屋は川を見渡せるよう大きな窓やウッドデッキを設けた。現在は内装に取り掛かっている。
 作手での暮らしによって、同じ移住者とのつながりもできた。2年前に引っ越し、作手黒瀬に窯を開いた鈴木健史さん(28)と、1996年に瀬戸市から移転した近藤聖子さんの作陶家2人と知り合った。「作陶家たちも作品を見てもらえる場が失われていると聞いた。作手は『作り手』と捉え、発信場所になると思った」と土喰さん。
 鈴木さんは「顧客にじっくり見てもらう場所として、同じ作手にギャラリーができるのは心強い」と語り、作品づくりに励んでいる。
 6月7~13日にはオープニングイベントで鈴木さんと近藤さんの作品展を計画する。問い合わせは土喰さん(090・5855・3202)へ。
【安藤聡】

地元作家に披露の場を提供

 新城市作手高松の古民家で土喰(つちくれ)ひとみさん(55)と共同生活を送る建築デザイナーの岡田均さん(73)が敷地内にある小屋を改装し、6月にギャラリーを開設する。6年前に名古屋市から移住した2人は、「新型コロナウイルス禍で作手地区の作家たちに、作品を披露する場所を提供して応援したい」と語る。
 土喰さんはエステティックサロン、岡田さんは建築プロデューサー。自然豊かな場所で生活しようと移り住んだ。巴川沿岸で旧製材所と民家を備えたた約1980平方㍍の敷地を購入した。岡田さんのデザインで母屋と小屋をリノベーション(再生)し、木を伐採して庭づくりもした。
 本職の傍らの作業のため、少しづつ進めている。約50平方㍍の小屋は川を見渡せるよう大きな窓やウッドデッキを設けた。現在は内装に取り掛かっている。
 作手での暮らしによって、同じ移住者とのつながりもできた。2年前に引っ越し、作手黒瀬に窯を開いた鈴木健史さん(28)と、1996年に瀬戸市から移転した近藤聖子さんの作陶家2人と知り合った。「作陶家たちも作品を見てもらえる場が失われていると聞いた。作手は『作り手』と捉え、発信場所になると思った」と土喰さん。
 鈴木さんは「顧客にじっくり見てもらう場所として、同じ作手にギャラリーができるのは心強い」と語り、作品づくりに励んでいる。
 6月7~13日にはオープニングイベントで鈴木さんと近藤さんの作品展を計画する。問い合わせは土喰さん(090・5855・3202)へ。
【安藤聡】

リノベーション中の小屋を紹介する岡田さん=新城市作手高松で
リノベーション中の小屋を紹介する岡田さん=新城市作手高松で
作品展を楽しみにする鈴木さん=新城市作手黒瀬で
作品展を楽しみにする鈴木さん=新城市作手黒瀬で

カテゴリー:社会・経済

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