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田原の法光院で準絶滅危惧種のアサザ見頃

中央がアサザ。スイレンの開花が始まる頃、一緒に黄色の花を咲かせる
中央がアサザ。スイレンの開花が始まる頃、一緒に黄色の花を咲かせる
池の手入れをする片岡住職
池の手入れをする片岡住職

 田原市野田町の法光院(片岡博雄住職)で、アサザが見頃を迎えている。
 門前の「阿吽補陀池」でスイレンを囲むようにして小さく黄色い花を咲かせている。朝方に咲き、その日のうちに落花してしまう一日花。片岡住職は「とても繊細で、水質管理が重要」と話す。環境省レッドリストでは準絶滅危惧に指定されている。
 池は2011年7月に完成した。観音菩薩が時と場に応じて姿を変えて衆生を救いにやってくる33の姿に合わせ、33種類のスイレンを植えることを目標とした。現在は45種約90本のスイレンが5月下旬から9月頃まで次々に白やピンク、黄、赤の花を咲かせる。
 アサザは最初は10本ほどだったが増えた。市内で見られるのはここだけだという。
 片岡住職は「アサザは5月末ぐらいまで。スイレンは花と葉がきれいにそろうのが6月下旬ぐらいまで。どちらも午前8時~11時頃が一番きれいに咲きます。7月中旬からはハスやオニバス。新型コロナウイルス対策をして、ぜひ見に来てください」と語った。
【岸侑輝】

 田原市野田町の法光院(片岡博雄住職)で、アサザが見頃を迎えている。
 門前の「阿吽補陀池」でスイレンを囲むようにして小さく黄色い花を咲かせている。朝方に咲き、その日のうちに落花してしまう一日花。片岡住職は「とても繊細で、水質管理が重要」と話す。環境省レッドリストでは準絶滅危惧に指定されている。
 池は2011年7月に完成した。観音菩薩が時と場に応じて姿を変えて衆生を救いにやってくる33の姿に合わせ、33種類のスイレンを植えることを目標とした。現在は45種約90本のスイレンが5月下旬から9月頃まで次々に白やピンク、黄、赤の花を咲かせる。
 アサザは最初は10本ほどだったが増えた。市内で見られるのはここだけだという。
 片岡住職は「アサザは5月末ぐらいまで。スイレンは花と葉がきれいにそろうのが6月下旬ぐらいまで。どちらも午前8時~11時頃が一番きれいに咲きます。7月中旬からはハスやオニバス。新型コロナウイルス対策をして、ぜひ見に来てください」と語った。
【岸侑輝】

中央がアサザ。スイレンの開花が始まる頃、一緒に黄色の花を咲かせる
中央がアサザ。スイレンの開花が始まる頃、一緒に黄色の花を咲かせる
池の手入れをする片岡住職
池の手入れをする片岡住職

カテゴリー:社会・経済

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