コロナ新規陽性者 県内431人、豊橋は18人

　県は23日、４３１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染１人を含む。24日からは尾張地方の県内２カ所の大規模ワクチン接種会場が稼働する。この日午前、モデルナ社製ワクチンが名古屋空港ターミナルビルと豊明市の藤田医科大学病院に届いた。また24日からは、東三河では蒲郡市が65歳以上を、田原市が85歳以上を対象に接種を始める。
　４３１人の管轄保健所別内訳は、県管轄が１４１人、名古屋市が２２４人（再感染１）、豊橋市が18人、岡崎市が10人、一宮市が30人、豊田市が８人。
　一方、22日に陽性と発表された６１６人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が23人（10歳未満男児１、10代女性２、20代女性４、30代男性４、30代女性１、40代男性７、50代男性１、60代女性２、70代女性１）▽豊川市が９人（10歳未満男児１、10代女性２、20代男性１、40代男女各１、50代男女各１、60代男性１）▽蒲郡市が５人（10代男性１、20代男女各１、30代男性１、40代女性１）▽新城市が２人（10代男性１、30代男性１）－だった。東三河の陽性者計39人のうち、感染経路不明者は15人。
　７日間の平均値で示す22日現在の県の指標によると、新規陽性者は５５６・１人、陽性率は10・０％、入院患者は９６０人、入院患者のうち重症者は78・４人、新規陽性者のうちの高齢者は63・４人でいずもれ「危険」レベル。
　２２日現在の確保病床入院は９２７人、入院調整は21人、施設入所は３０９人、自宅療養は４５５０人。
【山田一晶】